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デスクでの利用にちょうどよい

15.6型ディスプレー搭載エントリーノート「Inspiron 15」 (3/3)

2013年05月14日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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オプション6セルバッテリー搭載なら長時間利用も安心

 試用機の構成は、CPUにIntel Core i5-3317Uを採用し、4GBのメモリと500GBのHDDを組み合わせたものだ。この構成でベンチマークによる性能評価をおこなった。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」では、一番低いサブスコアは「グラフィックス」の値である「4.8」となった。「ゲーム用グラフィックス」の値は「6.2」。グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000だと考えると悪くないスコアだ。「プロセッサ」の値は「6.9」、「メモリ」の値は「5.9」、「プライマリハードディスク」の値は「5.9」という結果になった。

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果もIntel Core i5搭載マシンとして平均的なものになった。実際に使ってみた感覚としては十分快適で、家庭やオフィスでの一般的な利用方法ならばこれで物足りないということはないはずだ。Inspiron 15ではこのほかに、Celeron 1007UやPentium 2117Uを搭載した構成などもある。ブラウジングやあまり画像等を入れないドキュメント作成程度の使い方をするならば、Celeron等を選択してコストを抑えるのもアリだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックス

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」

 Inspiron 15のバッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、4時間34分17秒使うことができた。試用機のバッテリーは、オプションで選択できる6セルバッテリーだったため、これは特に長時間のバッテリー利用を必要とする人が選択した場合の検証だ。15.6型ディスプレー搭載機としては十分すぎる結果になった。一般的には据え置き利用されるサイズだが、モバイルに利用したいというならば6セルバッテリーを選択することでしっかり対応してくれるだろう。会議の時に持って行きたい、停電時に備えたいという人でも6セルバッテリー搭載ならば安心できるはずだ。

Inspiron 15の主なスペック
CPU Intel Core i5-3317U(1.70GHz)
チップセット モバイル インテル HM76 Express チップセット
メモリー 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics4000
ストレージ 500GB HDD
光学式ドライブ DVDスーパーマルチ ドライブ
通信機能 100BASE-TX/10BASE-T、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth ver.4.0
インターフェース USB 3.0端子×2、USB2.0端子×2、HDMI端子×1
カードスロット マルチメディアカードスロット
本体サイズ/重量 幅376×奥行き259×高さ24.9-31.3mm/約2.35Kg
OS Windows 8
デル株式会社

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