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デスクでの利用にちょうどよい

15.6型ディスプレー搭載エントリーノート「Inspiron 15」 (1/3)

2013年05月14日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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 デルの多彩なノートPCラインアップの中で、エントリーノートと位置づけられたうちの1台が「Inspiron 15」だ。必要十分な性能を持ったPCを手頃な価格で入手できるエントリーノートはサイズ展開も豊富だが、その中で「Inspiron 15」は、オフィスや家庭で個人が手軽に使うのにちょうどよい15.6型ディスプレー搭載モデルだ。

「Inspiron 15」

 BTOによる豊富なカスタマイズができることがデルの1つの特徴だが、今回試用したマシンはInspiron 15に用意されている構成の中では最上位に近いものになっていた。ビジネスにもプライベートにもしっかり活躍してくれるマシンに仕上がっているが、必要ならばさらにタッチ機能も追加可能だ。Windows 8をタッチで使いたいというユーザーにもしっかり対応してくれる。

細かいパターンを施した独特の質感

 ノートPCの外装というと、金属的なものや光沢加工といったツルテカ系と、ビジネスの雰囲気が強いマット系のどちらかが多いが、Inspiron 15は独特の質感を持っている。トップカバーとパームレスト部に立体的なパターン加工が施されているのだ。

 よく見ると三角形を組み合わせたパターンになっていて、トップカバー側は三角形が飛び出すように、パームレスト部は三角形がへこむように作られている。触るとしっかり凹凸が分かるほどの加工で、見た目も手触りもおもしろい。べったりと素手で触ると手脂がつきはするが、指紋や手の形がこびりつくことはない。汚れが気になるタイプの人には、特に扱いやすいタイプのマシンといえるだろう。

 角は丸く加工されており、トップカバーの表面加工のせいもあって全体的に少しぽってりとした、優しい印象のあるデザインだ。シンプルでもそっけなくはない雰囲気を持っている。

 Inspiron 15の本体サイズは幅376×奥行き259×高さ24.9-31.3mm。厚みは前側の最薄部が24.9mmで、ヒンジ側の最厚部は標準の4セルバッテリーを搭載した場合25.3mm、オプションの6セルバッテリーを搭載した場合31.3mmになる。試用機は6セルバッテリーを搭載していたが、特別大きくでっぱっているという感じではない。見た目にも利用感にも違和感はなかった。

 重量は6セルバッテリー搭載時で2.35kg。4セルバッテリーならば2.22kgと少し軽くなるが、いずれも軽々と毎日持ち運ぶという重さではない。基本的にはデスクで据え置き利用するタイプの使い方が向いているだろう。

トップカバーは凹凸のあるパターン加工がされており、中央には鏡面加工されたロゴがついている

6セルバッテリーを搭載していても見た目等に違和感はない

デル株式会社

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