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ネットブック並みのお手頃価格15型ノート Inspiron 15 (1/2)

2009年11月02日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 「低価格ノート」と言えば「ネットブック」という昨今。だが、実はオーソドックスな15型クラスのノートパソコンも、最近では値段が下がり、ネットブック並みの価格で買えるものも珍しくない。しかも、液晶ディスプレーのサイズやCPU性能などは、制約の多いネットブックよりもはるかに優れて使いやすい。

 今回はそうしたお手頃価格のノートパソコンの代表選手、デル(株)の「Inspiron 15」をチェックしてみたい。なお、評価時期の都合で掲載しているのはWindows Vista搭載モデルだが、現在販売されているのはWindows 7搭載モデルである。


Core 2 Duo+15.6型の充実性能

Inspiron 15

Inspiron 15

 Inspiron 15シリーズは、個人・家庭向けノートパソコンの中でも売れ筋である、15型級のディスプレーを搭載する大型ノートパソコンである。モバイル使用には向かないが、広いディスプレーと充実した性能により、快適に使えるのが特徴である。

 本体天板のカラーバリエーションが豊富な点も特徴のひとつだ。カラーバリエーションはなんと10色! 写真の評価機は「インテリジェント・ブルー」だが、ほかにも鮮やかな赤の「チェリー・レッド」、明るい黄緑「ジェイド・グリーン」、つややかな白「アルパイン・ホワイト」などが用意されている。華美な柄はなく、ボディーの形状もすっきりとしており、どこに置いても邪魔にならない。

「インテリジェント・ブルー」の天板

「インテリジェント・ブルー」の天板。落ち着いた配色で邪魔にならない

Inspiron 15のカラーバリエーションの例

Inspiron 15のカラーバリエーションの例

 BTO方式で販売されるため、CPUなどコンポーネントや付属ソフトは変更可能だが、評価機をベースにスペックを見てみよう。まず、CPUにはCore 2 Duo P8600(2.40GHz)を搭載。メモリーも標準で2GBと、ほとんどの用途に不満のない性能を備える。グラフィックス機能はIntel GM45 Expressチップセット内蔵機能を使用する。

性能指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の値は3.8~5.9

性能指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の値は3.8~5.9。ゲームで必要となる3Dグラフィックス性能は高くないが、CPUやメモリー、HDDといった基本部分は充実している

 ちなみに最高スペックの場合、CPUはCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、メモリーは4GB、HDDは500GBまで搭載できる。テレビ機能は内蔵しないが、オプションでエスケイネット製のExpressCard型ワンセグチューナーカード「MonsterTV 1DE」を搭載できる。本体右側面のカードスロットに装着できるので、USB接続型のようには邪魔にならない。

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