このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第11回

Googleカレンダーと同期できるスケジュールアプリ「TapCal」

2013年02月15日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

設定を変更して使いやすくカスタマイズする

 デザインから各ビューの表示設定、同期方法など、さまざまな設定項目が用意されている。とはいえ、わかりやすいタイトルが付いていたり、プレビューがあるので、迷わず操作できるだろう。

 「デザイン設定」では、バーやボタン、背景などの色やフォントを指定できる。テーマ機能も備えており、グレー基調やオレンジ基調のカレンダーも選べる。

ツールバーの設定を開いたところ

「デザイン設定」では、メイン画面やメニューの表示設定をカスタマイズできる

初期設定のテーマに加え、6種類のテーマが用意されている。日曜日が表示されないレイアウトもあるので、生活パターンに合わせて選択しよう

「Orange」テーマを反映させたところ

「カレンダー全般の設定」では、週の最初の曜日を設定したり、アメリカなど外国の祝日の表示や、先勝・友引といった六曜の表示のオンオフを切り替えられる

「月ビューの設定」は、プレビューモードで表示するリストの項目数や予定ラベルのデザインの変更を行なえる

「週ビューの設定」「日ビューの設定」「リストビューの設定」。ビュー自体のオンオフや表示デザイン、フォントサイズの設定が行なえる

「ToDoビューの設定」でも同様に機能のオンオフや表示するToDo数などが設定可能

「履歴設定」。入力した予定のタイトルや場所、ToDoなどの履歴を保存する数を変更する

履歴をタップすると、保存されている情報を一覧できる。「編集」をタップすれば、任意の項目を削除できる

予定の時間間隔を設定する。デフォルトは5分だが、もっとざっくり指定するなら10分や30分にしてもいい。逆に1分単位で設定することも可能だ

「その他の設定」では、アプリ起動時に表示するビューを指定する。前回終了時と同じビューを表示することもできる

同期するGoogleアカウントを設定。同期対象期間の設定や起動時に自動的に同期させることもできる

「バックアップ作成」をタップすると、デザイン設定を含む設定データをGoogleドキュメントに保存できる。バックアップ項目をタップすればリストアできる

iOSカレンダーと共有されている予定のアイコンに「i」マークを表示する/しないを選ぶ。iOSカレンダーを利用していないなら、設定不要

予定やカレンダー、ToDo、祝日データ、設定などのリセットができる。一番下の「初期状態にリセット」ではアプリを初期化できる。アカウントを変更したり、同期するカレンダーを変更した時など、正常に同期できないことがある。そんな時はリセットすれば、同期できるようになるので覚えておこう

 以上が、「TapCal」の説明書となる。GoogleカレンダーとToDoの両方に同期でき、iOSカレンダーとの同期やローカルカレンダー機能も搭載。デザインを細かくカスタマイズできて、操作が軽快でわかりやすいと言うことなし。iPhoneでもGoogleカレンダーを使い倒して、バリバリ予定を処理していただきたい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン