11月6日、NECはユニファイドコミュニケーションとコラボレーション機能を提供するソリューション「UNIVERGE 3C(ユニバージュ スリーシー)」を発表した。
UNIVERGE 3Cは、従来別々に利用されていた電話・ビデオ・プレゼンス・ インスタントメッセージ(IM)・Web会議などを、統合的に利用できるというプラットフォーム。サーバー側のUnified Communication Manager(UCM)とCollaboration Meeting Manager(CMM)、クライアント側の専用ソフトウェアなどで構成される。
Webアプリケーションアーキテクチャを採用することにより、スマートフォンやタブレット、PCといった端末形態や、OS(Windows、Mac OS、iOS、Android)によらず、共通のユーザエクスペリエンスを提供するという。
また、オフィス環境に限らず、自治体の遠隔相談システム、空港のTV電話案内システム、ホテルのルームサービス連携といった、業種特有のアプリケーションソフトとの連携を容易に提供するためのオープンなAPIを用意。これにより、 業務に最適なコミュニケーション手段を迅速に構築できるという。
そのほか、同社のSIPサーバー「UNIVERGE SVシリーズ」との親和性に優れているため、内線との連携や高音質なWeb会議など、ビジネスシーンで重要となるコミュニケーション&コラボレーション環境を強化するとしている。
UNIVERGE 3Cの価格は、1000ライセンスの場合で標準価格2100万円から。製品出荷は2013年1月からとなる。