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ラックモデルとラックレスモデルの2機種

NEC、最大44%省電力化したバックアップストレージ

2011年01月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月26日、NECはバックアップストレージ「iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)」に、従来比最大1.5倍の処理性能と最大44%の省電力化を実現した2機種を追加。2月21日より販売開始する。

ラックレスモデル「iStorage HS8-30S(3.5TB)」

ラックモデル「iStorage HS8-30R」

 ラインナップはラックモデル「iStorage HS8-30R」とラックレスモデル「iStorage HS8-30S」の2機種。最新CPUの搭載やプロセッサーの性能を最大限に引き出す内部制御の最適化により、従来比最大1.5倍の処理性能を実現した。

 また、ディスクドライブを従来の3.5インチから小型省電力の2.5インチとし、省電力メモリを搭載することで、ディスク容量は維持しながら、従来機比で最大44%の省電力化している。

 さらに、セキュリティ機能を強化し、クラウドシステムを提供するデータセンターで本製品を共有する複数のユーザーで利用できるようになった。また、レプリケーション処理能力を向上しており、HSシリーズ1台に従来比3倍となる50台のHSシリーズのデータをバックアップ可能になったという。

 価格(税抜)は、iStorage HS8-30S(3.5TB)が950万円から、iStorage HS8-30Rは5000万円から。

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