大当たり「MacBook Air」も多めで、アップルの本気が炸裂!?
iPad 2続出! Apple Storeの福袋「Lucky Bag」を大公開
2012年01月02日 22時00分更新
Lucky Bag予想はどのくらい当たったか?
さて、今回の結果を事前予想記事と比較してみよう。
事前予想記事との比較 | |||
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種別 | 事前予想 | 実際 | 自己評価 |
iPod touch | 8GB | 8GB | ○ |
イヤホン | 1万5000円前後 | 8000円前後 | × |
iPod用ケース | Kate Spade | Uncommon | ○ |
iPod用バッテリー | Solio Morio-a | Mopie Juice Pack | △ |
スピーカー | iHome iDM15 | なし | × |
NIKE+iPod | Sport Kit | なし | × |
その他 | Apple TV | iZON Remote | × |
バッグ | ノーブランド | PORTER | × |
Tシャツを除く予想7品目に対して、的中「2」(ケースのブランドは外したが、価格はジャストだったので的中扱いとしてほしい)、だいたい当たりが「1」、ハズレが「5」。iPod touchは事前予想記事通りだったが、スピーカーが付かなかったこと、Wi-Fi接続対応小型カメラは完全に予想外だった。
インイヤータイプではなく、オンイヤータイプのヘッドホンが入ってきたのも少々意表を突かれたし、バッグが再びブランド品になるのも(希望的観測を含んでいたとはいえ)的中できなかった。NIKE+iPodに関しては、個人的に「当たらなくてよかった」という感じだが……。
もっとも、手堅く面白みがないと思って選んだアイテム群だったので、これは的中率が低い=“アップルが手堅い路線を選ばず、工夫してきた証明”と考えていい。
ネットでの評価を見る限り、通常当たりのバッグは評判があまりよくないようだ。しかし実は、iZON Remote Room Monitorは、事前予想記事で「サプライズ」として挙げたアイテムと同様に、iOS用アプリ「Stem:Connect」と組み合わせることで便利に使えるアイテムだ。ユーザーに対する提案型のいいチョイスだと思う。
総評:充実度は合格点! 個人的な満足度は……
最後に2012年のLucky Bagに対する総評をまとめたい。
まずLucky Bag単体で見た場合、当たりが多めに設定された上、Lucky Bagの販売数が増えてより多くの方に行き渡ったことを高く評価したい。
ちなみに、アップルはLucky Bagの販売数を公表していないが、筆者がTwitterなどの情報から独自に調べた範囲では、今年の販売数は表のような結果になった。これは、2011年から比べても2倍近い増加であり、多くの方がLucky Bagを入手できるよう、アップルが努力していることがうかがえる。
全国7店舗のLucky Bag販売数(独自調査) | |
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店舗 | 販売数 |
札幌店 | 約120個 |
仙台一番町店 | 約130〜150個 |
銀座店 | 約800個 |
渋谷店 | 約350個 |
名古屋栄店 | 約300個 |
心斎橋店 | 約250個 |
福岡天神店 | 約250個 |
無駄が少なく提案型アイテムも同梱
きっちりとしたチョイスを評価
Lucky Bagの内容は、アイテム数がやや少ないようにも感じるが、その一方で無駄が少なく提案型アイテムも入っているなど、きっちりとチョイスしてきた感が強い。個人的には「そうそう、Lucky Bagはこの路線でいけばいいんだよ!」と快哉を叫びたいほどである。
ということで、「2012年のLucky Bagは大変面白かった」と評価したい。当たりを減らしてLucky Bag全体の内容を底上げするか、内容物の総額を下げてでも当たりの数を増やすかは悩ましいところで、購入者によって評価が分かれるだろう。しかし、iPhone/iPad人気で増えた初心者でも楽しめる“お祭り”や“イベント”として位置づけ、当たりが多いほうが盛り上がると考えれば、妥当な選択だろう。
販売終了の告知を早めにしてほしい
ただし、ひとつだけ苦言を述べさせてもらいたい。銀座以外の店舗で、朝まで並んだ方の数よりもLucky Bagの数が少なかったにもかかわらず、ギリギリになるまで告知されなかった例があったようだ。深夜、しかも寒い中で並ぶ方たちの肉体的/精神的負担を最小限に抑えられるようにしてほしい。
2012年のアップルの勢いに期待
2011年は大きな天災/人災が重なり、全体的に重苦しいムードで終わってしまったが、2012年のLucky Bagをめぐる盛り上がりは、そういった暗い雰囲気を吹き飛ばしてくれそうな勢いを感じた。この勢いで、アップルが、IT業界やユーザーにさまざまな刺激を与えて明るい年にしてくれることを祈りたい。
そしてもちろん、2013年のLucky Bag販売も期待して並びます!
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