今年も当然並びます！　Apple Storeの初売りは1月2日

2011年01月01日 16時00分更新

文● 倉田吉昭

　毎年恒例となっているアップル直営店「Apple Store」の初売りが、1月2日に行なわれる。今年も例年と同じく、目玉として「Lucky Bag」（福袋）が用意されるほか、当日は直営店、オンラインのApple Store、電話販売窓口のいずれでも、MacやiPodなどの人気商品が特別価格で販売される。MacBook Airなどの人気商品も、通常より安価に手に入れる絶好のチャンスだ。

　特に人気を集めているLucky Bagは、例年深夜から長蛇の列ができることで知られている。2010年はオンラインのApple StoreでLucky Bagを販売しなかったため、銀座店では1000人以上もの行列ができたものの、大半の方が購入できないという事態に陥った（関連記事）。2011年は、昨年よりもお手ごろになった3万円という価格設定に加え、オンラインでは販売されないため、かなりの激戦が予想される。

　ASCII.jpでは、2011年も初売りの行列やLucky Bagの中身を徹底取材する予定だが、2010年に続いてLucky Bagの中身を予想したい。前回は高望みしすぎて的中率が低かったこともあり、今回はかなりシビアに内容を予想してみた。果たして予想が正しいかどうかは、1月2日の記事を楽しみにしていてほしい。

今年はiPodが入る？　入らない？

　例年、Lucky Bagにはテーマやキーワードが付きもの。ちなみに2008年のキャッチコピーは「Apple Storeスタッフが選ぶ人気アイテム」、2009年は「2009年はよりApple Storeらしさにこだわった、Apple製品も入った、音楽好きにはたまらないLucky Bag」、2010年は「ミュージック」だった。

　2011年の内容は、アップルによれば「Apple Storeが厳選したApple製品、アクセサリ、オリジナルグッズなどが入っています」とのこと。キーワード的にはiPodや音楽関連の単語が入っていないのが気にかかるが、実は初売りを告知するページには、iPodのDockケーブルとイヤホンが絡められた"水引"風イラストが掲載されている。やはりiPodが入ってくるのは、かなり確度が高いと思われる。

初売りを告知するページには、iPodのDockケーブルとイヤホンが絡められた”水引”風イラストが掲載されている

　今年のLucky Bagの販売価格は3万円なので、内容は通常販売価格に換算して6万円～6万5000円前後の商品が組み合わされると予想される。そこで、上記の条件を元に、2011年のLucky Bagの中身を予想してみた。

その1：「iPod nano（PRODUCT)RED 16GB」

　2004年と2008年を除き、基本的にラッキーバッグのメインとなるのはiPodだ。今年もメインとなるのは「iPod nano（PRODUCT)RED 16GB」（1万6800円）で決まりだろう。

「iPod nano（PRODUCT）RED」

　個人的には、今回こそiPod touchがすべての袋に入っていてほしいところだが、2010年のLucky Bagが画一化した内容だったことを考えると、2011年も内容のバリエーションがあるのは期待しにくい。iPod touchの8GBモデル（2万900円）に絞ったとして、すべてに入っている確率は30％程度といったところだろうか。いわゆる「当たり」のバリエーションがあることを祈りたい。

その2：「Nike＋iPod sport kit」

　「Nike＋iPod sport kit」（3400円）は、もはやLucky Bagの定番アイテムとなりつつある、iPod／iPhoneと組み合わせて使うジョギング用ログ管理ツールだ（筆者の周辺には三日坊主が多いためか、活用している人を見たことがない……）。

「Nike＋iPod sport kit」

その3：パワーサポート
「アンチグレアフィルムセット for iPod nano 6th」

　パワーサポートの「アンチグレアフィルムセット for iPod nano 6th」（980円）は、液晶画面保護用のアンチグレアフィルム2枚と、クリーナークロス1枚のセットだ。iPod touchが入っていた場合は「シリコーンジャケットセット for iPod touch 2nd」（2680円）になると予想。