大当たり「MacBook Air」も多めで、アップルの本気が炸裂!?
iPad 2続出! Apple Storeの福袋「Lucky Bag」を大公開
2012年01月02日 22時00分更新
1月2日、全国7ヵ所のアップル直営店「Apple Store」で、毎年恒例となった初売りが実施された。個数限定の福袋「Lucky Bag」(価格3万3000円)を目指し、例年以上に多くのユーザーが前日夜から行列を作った。同時に、1月2日限定でMac本体やiPodなどが特別割引価格で購入できる特別セールも開催されている。
それではさっそく、実際に購入者の列に並んで取材した、初売りのレポートをお届けしよう。
おそるべしアップルパワー!
開店12時間前、1月1日午後8時に行列200人超え!
2012年元日〜2日にかけて、全国でやや崩れ気味の天気になった。Apple Store各店舗でも、夜間は雨天や雪に見舞われたところが多かったようだ。筆者が住む関東地方南部は、夕方までは晴天だったものの、夜半から雲量が多くなった。ただし、銀座は1月2日0時時点で気温7〜8度と、比較的寒さは穏やかだった。
事前予想記事でお伝えしたとおり、2012年はLucky Bagのオンライン販売はナシ(初売りのみ実施)。2011年は、開店10時間前に並んでみたら110番目と、かなりの激戦だったため、今年は念を入れて12時間前に並ぼうと決意。
さらに、直前で嫌な予感がしたため、“参戦”予定を3時間早め、15時間前(1月1日17時)にApple Store,Ginzaに到着した。すると予感が的中。この時点で筆者の順番はすでに50番前後で、さらに18時には100人以上、20時には200人超えと、2011年に倍する勢いで人が増えていった(正直なところ、筆者は「この勢いなら、終電前に販売終了」と考えていた)。
1月2日午前5時に650人以上が並ぶ
その後も人は増え続け、22時頃に450人を突破。過去の例では、Lucky Bagの数は最大でも500個前後だったのだが、この時点でもまだ行列を止める終了札は出ない。
2009年、最大で800人近くが並んだにもかかわらず、朝になってから半数以上の方が切り捨てられたことを思い出し、よもやその愚を繰り返すのではないかと、他人事ながら心配でならない。行列は遠く銀座1丁目を超え、京橋に達するところまで伸びている。
距離にして約500m、人数は途中で行列の圧縮(行列が長くなりすぎないように、複数列に並び直される)があったので正確ではないが、筆者が数えた範囲では1月2日5時頃に650人を超えた。
1月2日0時頃までは、並んでいる方たちも比較的元気なのだが、日付が変わるころには口数が少なくなり、寝る方も多くなる。1月1日21時頃と1月2日5時頃、それぞれわずかに雨がパラついたが、幸い大雨にはならなかった。
毎年行列に並ぶ方を見て思うことだが、イスなどを用意せず、地面に直接座っていると体温が奪われてしまい、夜間はかなり辛いはずだ。もし、来年以降並びたいと思う方は、折りたたみ式のイスと毛布、それに帽子と手袋、カイロなどの防寒装備を忘れないよう心がけてほしい。分かりやすい基準でいえば、スキー場に行くつもりで装備を揃えよう。
また、並んでいる途中で体を横にしたいなら、体温を奪われやすいビニールシートではなく、シュラフとウレタンマット(銀マット)の組み合わせをオススメしたい。行列の圧縮が割と頻繁に行なわれる可能性があるので、筆者としては寝袋よりイスのほうが動きやすいと考えている。雨具については、傘よりもポンチョが便利だ。
銀座では約800個のLucky Bagを用意か?
今年はコーヒーやドーナツなどの提供はなかったが、1月2日7時頃、暖かいお茶が配られ、整理券兼Lucky Bagの引換券がようやく配布された。驚くべきことに、8時段階で約700人を超えていながら、まだ止め札が出ていない。要するに、銀座では700個以上のLucky Bagが用意されていたのだ(筆者調べでは約800個)。そして午前8時、いよいよ待ちに待った開店時間になった。
それでは、筆者が入手したLucky Bagの中身を次ページで公開だ。
2014年の福袋情報は『Apple Store「Lucky Bag」まとめ』へ
毎年1月2日は、アップルの福袋「Lucky Bag」発売日。入っている商品や行列の長さなどを紹介する7年分「Lucky Bag」関連記事、2014年版の最新情報をまとめました。