既報のとおり、1月2日午前8時に全国7ヵ所のアップル直営店「Apple Store」で、初売りに加えて個数限定の福袋「Lucky Bag」(3万3000円)の販売が行なわれる。Lucky Bagは、2004年に初めて登場し、以来日本では毎年1月2日に販売されている。
「Lucky Bag」販売10周年
今年2013年は、初回のLucky Bagから数えて記念すべき10周年となる節目の年だ。その記念に、筆者はあることを思いついた。2012年開催時の取材結果によると、先頭の方は2012年1月1日の朝8時から並んでいたらしい。ならば、2013年はそれよりさらに早く並びに行けば、行列の先頭に陣取れるのではないだろうかと思いついたのだ。
別に一番目になったからといって福袋の大当たりを引けるわけではない(というか、筆者は一度も獲得したことがないし、今後も出ないだろう)が、せっかくならトップを取ってみたいというスケベ根性がちょっとあったのだ。そこで、筆者は初売り開始の36時間前、つまり2012年12月31日の20時から並ぶことにして家を出た。
最前列の猛者は12月29日から並んでいた!
2012年12月31日20時、銀座駅からまっすぐ直営店に向かった筆者を迎えたのは、想像を絶する光景だった。なんと、すでに銀座直営店Apple Store,Ginzaには行列が構築されていたのだ。わずか5人とはいえ、行列は行列。2012年の仕事納めを華麗に飾ろうと思っていたのだが、いきなり出ばなをくじかれてしまった。
先に来ていた方々にお話を伺うと、先頭の猛者は福岡から遠路はるばる来た方で、なんと12月29日から並んでいたという。余談だが、渋谷ではクリスマスから並んでいた方がいたらしい。アップルファン恐るべし。
とはいえ、6番手というのは決して悪くない位置取り。最初に入店して購入でき、可及的速やかにレポートをお届けする義務のある筆者にとってはベストポジションといえる。持参した年越しソバを食べながら、気温5度以下の銀座の路上でひたすら待つことにした。