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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第74回

「性別は姫」――美脚すぎるベース弾き、ティッシュ姫

2011年10月29日 18時00分更新

文● 四本淑三

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マスクは女の子の下着みたいなもの

―― それまで女装して人前に出たことは?

 動画が初めてですね。でも、その少し前に女装系のイベントがあって。ソレ系の本を扱い、ソレ系のコスプレをする人たちの集まりで女装したのが、人前では初めてかな。

―― 「男の娘」のはしりみたいな。

 そうです、正に。でも女装といってもすごい分類があって難しいんです。

立ち姿を撮らせてもらった。やっぱり美脚だ

―― 難しそうですよねえ。そういうコミュニティはあるんですか?

 ありますよ、そういうSNS。女装とか、ニューハーフの。ディープですけど。

―― 女装して人前で演奏したのは?

 2008年に「ニコ寅」というイベントがあって。それまでは“世を忍ぶ仮の姿”でライブに出ていたんですけど。

ニコ寅 : 2008年6月に横浜で行なわれたユーザーイベント「事務員Gのニコニコ音楽寅さん」のこと。事務員Gの他、デP、ryoなど錚々たるメンバーが参加。2009年2月には「ニコニコミュージックタイガー2nd」としてなんと渋谷AXで開催された。

―― 人前に出るとティッシュ姫として振舞わなければならなくなって、逆に世を忍ぶ仮の姿もできてしまうと思うんですが、キャラクターコントロールで苦労しません?

 いや、そんなことはないです。昔はそのキャラクターでいなければなと思ったんですけど、男であることを隠してやるのは嫌なんですよ。何か騙しているみたいで。

―― ところでなぜマスクをしているんですか?

 ライブをやるにあたって、皆の夢を壊したくないと。それでマスクをしているうちに、それが普通になった感じすね。マスク外すと楽なんですけどね、ライブは。

―― マスクをしていたほうがティッシュ姫の葛藤が見えると言うか、神秘性は上がる気はします。マスク外した方が可愛いと思うんですけど。

 前に写真家の人に「マスクがある意味、女の子のブラジャーとか下着みたいなもので、そこにエロスを感じる」と言われたことがあります。そのマスクをずらしたり、外したりする瞬間を見てみたいと思わせるという。

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