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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第73回

日本とニコ動を愛する韓国の“変態”ベーシスト、H.J.Freaks

2011年10月01日 12時00分更新

文● 四本淑三

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ミンキーモモの最終話は衝撃だった

―― ところで日本語がお上手ですけど、どこで覚えましたか?

H.J.Freaks 大学時代に日本語の文法とか単語を勉強して。その前はうちのお爺さんに影響されて、漢字を勉強することになりましたね。漢字は幼稚園の前から。千字文(せんじもん)で勉強したんですが、日本語の漢字の読み方は全然わからなかった。大学3年からは大学のカリキュラムとしてあったので、ちゃんと勉強しました。

千字文 : 子供に漢字を教えるための漢文の長詩のこと。いろは歌のように、1000文字の異なる漢字を使い、4字句×250首の歌を並べたもの


―― 勉強しようと思った理由はアニメですか?


H.J.Freaks 音楽雑誌が読みたかったので。


―― ほーっ。どんな音楽雑誌ですか?


Image from Amazon.co.jp
YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2011年 10月号 [雑誌]

H.J.Freaks 「BURRN!」(ヘヴィメタル専門誌)とか「Young Guitar」(ギター専門誌)ですね。楽譜とか写真はいっぱい載っていたんですけど、全然言葉の意味が分からなかったです。それで日本語を勉強する必要があると考えて。


―― ではアニメは?

H.J.Freaks アニメは幼い頃から。一番面白かったのは「ミンキーモモ」なんですけどね。本当に大好きだったんです。あの悲劇的な結末は今も訳が分からない。これを見て衝撃を受けて、三日間なんにも食べられなかったです。

ミンキーモモ : 日本での初回放送は1982年。魔法少女の主人公モモは最後に魔法を失い、最終話でクルマにはねられて死ぬ。


―― そ、そんなに……。

H.J.Freaks 自分の同級生とか友達も衝撃を受けて、「わけがわからないよ」、「こんなの絶対おかしいよ」と。


―― 韓国で放送していたんですか?

H.J.Freaks はい。韓国で放送されていたのは1983年ですね。私の幼い頃に人気があったのが、魔法使いサリー、魔女っ子メグちゃん、その後でセーラームーン。ずっとアニメとかは好きだったんです。


―― 完璧に美少女ものばっかりですが。

H.J.Freaks あははは。そうですね。韓国の放送局から日本のアニメ、いっぱい放送されていたんですよ。でもミンキーモモの後は、「ああ、アニメ観るのやめておきますか……」という感じだったんですよね。衝撃が大きかったので。

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