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痛車でラリー! メロンブックスインテ2年目の挑戦 第6回

舗装路に敵ナシ! メロン号、岐阜の新ステージを制し優勝

2011年08月01日 18時00分更新

文● 中村信博、写真● 中島正義、うえのふみお

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「RALLY HOKKAIDO」の見どころ

 全日本ラリー選手権第7戦「RALLY HOKKAIDO」(9月30日~10月2日)は、今年もFIAアジアパシフィックラリー選手権との併催イベントとして、北海道・十勝平野を舞台に開催される。道東最大の商都・帯広市をホストタウンとして、総走行距離1000km近い広大なフィールドを駆け抜ける国内最大のビッグイベントだ。

 今年も帯広市近郊にある北愛国交流広場がサービスパークとして設定されている。9月30日(金)には、こちらでラリーショーとセレモニアルスタートが行なわれ、隣接するトライアルコースでSS1が開催。例年とても多くの観客を集める「RALLY HOKKAIDO」だが、金曜日の昼に行なわれるラリーショーからたくさんの観客がつめかけている。有名選手とマシンを間近で見られる上に興奮のセレモニアルスタートを体験でき、さらにナイトステージとなるSSも観戦できるという、1度で3つのイベントを楽しめるのがこの日。ラリー観戦初心者の方は、ラリーのすべてを1度に体験できる金曜日がオススメだ。

 翌10月1日のデイ1は、帯広から北東に約100km離れた陸別町がメインステージ。この日は陸別町内にあるダートサーキットを中心とするいくつかのステージを巡るスケジュールが組まれている。この日のメインのギャラリーステージは「陸別サーキット」に置かれていて、敷地内の数ヵ所に置かれた観戦場所からは、「林道風」「ダートラ風」などそれぞれ異なる印象のステージを楽しむことができるだろう。

 10月2日のデイ2では、北愛国のラリーパークを基点として音更町や足寄町のステージを巡る設定。北海道らしい豪快なステージが多いのもデイ2で、本州では考えられないほどの超ハイスピードバトルが観客の目前で展開される。そして、最後まで走りきったマシンだけが登ることができる、感動のセレモニアルフィニッシュ。長く困難な旅路を終え、晴れやかに壇上へと登るマシンと選手達に、どうか心からの拍手を贈ってほしい。

 上記以外にもいくつかのステージが新たに観戦ポイントとして設定されるという情報もあるので、公式サイトの情報はこれからも要チェックだ。なお観戦料は、各ギャラリーSSごとのチケットが前売2000円、当日2800円。1日共通券が前売3500円、当日4500円。2日間共通券で前売5000円、当日8000円となっている。他にもグループやペアを対象としたチケットや、VIPエリアで観戦できるプレミアムチケットなどの販売もあり、それぞれのニーズにあわせて選択してほしい。ちなみに30日については入場無料となっていて、その意味でも金曜日の来場はオススメなのだ。

 この時期、実りの秋を迎えた北海道は美味しいものがたくさん揃っている。黄金色に染まった十勝平野の雄大な景色も、これまた感動モノの美しさだ。「RALLY HOKKAIDO」の観戦がてら、十勝の秋の味覚と風景を楽しんでみるのはいかがだろうか?

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