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痛車でラリー! メロンブックスインテ2年目の挑戦 第6回

舗装路に敵ナシ! メロン号、岐阜の新ステージを制し優勝

2011年08月01日 18時00分更新

文● 中村信博、写真● 中島正義、うえのふみお

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眞貝知志選手(ドライバー)「福島でのイベントを欠場した分、全戦参加組よりもグラベルに浸かっている時間が短かったとはいえ、やはり慣れないグラベルロードで奮闘した感覚は予想以上に体に残ってしまっている感じでした。いわんやコドライバーの田中さんは福島ラリーにも出場していたわけで、いくら歴戦のコドラといえども、ひさしぶりの舗装の2駆の走りには苦戦の様子でしたね。そんなわけで、SS1はドラもコドラもちぐはぐ。かなり手ごたえは悪かったのですが、タイムはそこそこ出たので救われましたね」

SS(距離) ステージタイム(トップ差) クラス総合タイム(トップ差)
SS1/無数河下りI
(5.55km)
4:40.6(TOP)4:40.6(TOP)
SS2/牛牧上りI
(2.46km)
1:55.2(TOP)6:35.8(TOP)
SS3/無数河下りII
(5.55km)
4:40.3(TOP)11:16.1(TOP)
SS4/牛牧上りII
(2.46km)
1:55.4(TOP)13:11.5(TOP)

眞貝選手「今回のギャラリーステージは林道らしいコースでの開催だったので、ギャラリーの皆様も楽しめたのではないでしょうか? そんなギャラステの2周目、クルーのグラベル後遺症もSS3を走っている頃には大分解消してリラックスな感じですが、観戦ポイント直前の右コーナーではカットラインが深くて一瞬だけ躊躇してしまい、まんまと泥に乗ってヒヤリとしながらの走行でした。最終コーナーはもう少し派手に走ったほうがよかったかな?」

たくさんの観客がつめかけたギャラリーステージ。メインの観客席のすぐ目の前にあるフィニッシュ直前の左コーナーが鬼門で、土手に突っ込んだりスピンしてしまうマシンが何台もあった

 よし! SS1からSS4まで、4連続でベストタイムを獲れた!!

 眞貝選手の言うとおり、これまでグラベルイベントが2つ続いたために、ターマックの走りをすぐに思い出してくれるかが実は心配だったのだ。SS1のインカー動画を見てみると、たしかにバタつくようなステアリングさばきになっているけれど、すぐにカンを取り戻して本来のドライビングを取り戻している。これなら後半にかけても安心して任せることができるだろう。

チームは慢性的な人手不足。なので今回は監督である筆者自身がフード担当も兼任。今後は各イベントごとに協力スタッフを募集することも検討中だ。ちなみに今回のメニューは、筆者手作りのエビチリと豚しゃぶ温野菜添え。そこっ、なんとなく危険だとか言わないで!

この日最初のサービスAは45分。整備が終わった各マシンは、サービスを出てリグループエリアに入り(サービス終了後に全マシンは1ヵ所に集められ、走行間隔を均等にするため時間調整が行なわれる)、選手たちはその間に情報収集をする……が、意外とくだらないことしか話してなかったりする(笑)

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