旅行カバンをイメージしたデザインの防水対応スタンダードモデル
“らくらく”スマホ? 富士通初のAndroid端末 「F-12C」
2011年05月16日 11時45分更新
富士通ブランドとしては初のAndroidスマートフォンが、富士通東芝の「F-12C」である。
「らくらくホン」のブランドこそ付けられていないものの、これまでのスマートフォンユーザーから、さらに幅広い層をターゲットとしており、日本語で説明された大きめのアイコンや、次の操作をサポートするオリジナルUI「NX! Comfort UI」、使いたいアプリを音声で呼び出せるアプリ、周囲の騒がしさなどに応じて聞きやすく音声を最適化する「スーパーはっきりボイス3」の採用などが特徴的だ。
ディスプレーは3.7型液晶で、画面解像度は480×800ドット。本体サイズ/重量は約60×119×9.9mm/約110gと、女性の手にも収まりやすいコンパクトなものである。ワンセグには非対応だが、FeliCaや赤外線などの主要機能に対応し、OSはAndroid 2.3。カメラも810万画素と十分なもの。富士通製ケータイで人気があったウィーキングカウンター/エクササイズカウンターがスマートフォンになっても用意されたほか、防水対応なのはうれしい。
筐体の四隅に見えるメタリックが印象的なデザインは、トラベルケースの世界的なブランドである「GLOBE-TROTTER(グローブ・トロッター)」とのデザインコラボによるもの(カラバリのBlack/Rose Goldとも)。発売は7~8月を予定している。
「F-12C」の主要スペック | |
---|---|
メーカー | 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 3.7型液晶 |
画面解像度 | 480×800ドット |
サイズ | 約60×119×9.9(最厚部:10.6)mm |
重量 | 約110g |
OS | Android 2.3 |
最大通信速度 | 14Mbps(下り)/5.7Mbps(上り) |
カメラ画素数 | 810万画素 |
バッテリ容量 | 1460mAh |
テザリング | ○ |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | × |
赤外線 | ○ |
防水 | ○ |
spモード | ○ |
連続待受時間 | 約420時間 |
連続通話時間 | 約320分 |
カラバリ | Black、Rose Gold |
発売時期 | 7~8月 |
この連載の記事
-
第14回
スマホ
ドコモの「夏スマホ」 要注目の3機種にコッテリ触ってきた -
第13回
スマホ
フィーチャーフォン11機種とデータ通信端末3機種を紹介! -
第12回
スマホ
今年のNTTドコモの力点は「災害対策」と「スマホ」 -
第11回
スマホ
Win7搭載の世界最小PCでもあるケータイ 富士通「F-07C」 -
第10回
スマホ
OSバージョンアップで新登場 「BlackBerry Bold 9780」 -
第9回
スマホ
パナ初のAndroidは使いやすさ重視のエントリモデル「P-07C」 -
第7回
スマホ
とにかく明るく見やすい液晶 「Optimus bright L-07C」 -
第6回
スマホ
初のワイヤレス充電スマホ「AQUOS PHONE f SH-13C」 -
第5回
スマホ
AQUOS PHONE初のスマホは液晶もカメラも3D 「SH-12C」 -
第4回
スマホ
防水でもなお7.9mm NECカシオ「MEDIAS WP N-06C」 - この連載の一覧へ