今月23日に日本で発売される話題のスマートフォン「GALAXY S II」。その開発・製造元の韓国サムスン電子を訪れる機会があったので、レポートしたい。
この薄さは衝撃!?
「GALAXY Tab 10.1」&「8.9」
まず訪れたのはソウル特別市瑞草区にあるサムスン電子本社ビル。そこで開発者インタビューを行なったが(インタビューの様子については後日別記事で紹介)、その最中に見せてもらったのが「GALAXY Tab 10.1」と「GALAXY Tab 8.9」だ。
ともに3月にグローバル市場向けに発表されたAndroid 3.0タブレットで、1GHzのデュアルコアCPUを搭載する。実際に手にしてみるとその薄さに大きな魅力を感じた。
本社近くに巨大なショールームが!
本社の隣には、巨大なショールーム「Samsung d'light(サムスン ディライト)」があり、サムスン電子のさまざまな製品の展示されている。
1Fには、デジカメや3Dテレビ、インターネットテレビなどが展示されており、実際に製品を触ったりできる。
2Fにはキッチンやリビング、オフィスといったシチュエーション別に製品を紹介するブースが設けられており、サムスン電子が目指す“次世代の生活スタイル”を垣間見ることができる。
肝心のスマートフォンは地下1階にあった。広大なフロアーにGALAXY S IIやGALAXY Tabはもちろん、「GALAXY Gio」「GALAXY Ace」といった世界の“GALAXYシリーズ”や、「Wave II」、「Nexus S」といった日本では未発売のスマートフォンが展示されており、実際に触れるようになっていた。
また、スマートフォン用のケースやヘッドフォン、クレードルや車載用スタンド&充電機といったオプション製品が豊富に揃っており、その場で購入することも可能だった。
サムスン電子はアクセサリ類に力を入れており、同社公認サードパーティ製品も登場している。GALAXY S II用のものは日本での発売も予定しているようなので期待したい。
「Windows Phone 7」スマホに触れたが……
ソウル中心部の南部にある水原市(スウォン)には、サムスン電子の水原工場がある。敷地内には情報通信関連の研究開発拠点となっているビルがそびえ立っているが、その中にもスマホやタブレットのショールームがある。
おそらく(場所が場所なので)、一般の人に開放されたスペースではなく、工場を訪れたVIPなどにアピールする場所だと思われる。そのため、「Windows Phone 7」搭載スマートフォンが触れる状態で置いてあったり、LTEやWiMAXの通信設備が展示してあるなど、Samsung d'lightでは見られなかったものも見たり触ったりできた(ただし工場内は撮影禁止ということで、写真はない)。
