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ドコモ夏モデル新商品発表! スマートフォンは計9台 第6回

パッドに置くだけで充電ができるスタンダードAndroid端末

初のワイヤレス充電スマホ「AQUOS PHONE f SH-13C」

2011年05月16日 11時45分更新

文● ASCII.jp編集部

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 「AQUOS PHONE f SH-13C」は、国内で初となるワイヤレス充電の標準規格「WPC」(Wireless Power Consortium)に対応したAndroidスマートフォンである。

 WPCのワイヤレス充電については、「CEATEC JAPAN 2010」のドコモブースでもすでに展示が行なわれている。付属の「ワイヤレスチャージャー SH01」が充電される機器のコイルの位置を自動認識して、必要なタイミングで必要な場所に通電するため、機器を問わずに充電が可能である(Qi規格の充電器にも対応)。ドコモでもWPC対応充電器の設置を今後進めていく予定で、すでにANA/TOHOシネマズ/プロントなどとの協力が予定されている。

充電器の上にさえ置けば、キッチリと場所を合わせる必要は無い。充電パッドは1つは標準で付属し、オプションでも販売される。価格は未定だが「4000円弱程度では」とのことだ。WPC対応機器としてUSB機器を充電できる「ポケットチャージャー02」も登場した

 AQUOS PHONE f SH-13Cのスマートフォンとしての主要スペックは、ディスプレーが540×960ドットの解像度を持つ3.7型液晶で、一足先に発表された「AQUOS PHONE SH-12C」とは異なり、裸眼3D表示には非対応。さらにワンセグも搭載しない(FeliCaと赤外線は搭載)。サイズ的にもSH-12Cより一回り小さい(SH-13Cが約60×119×10.9mm/約130gなのに対し、SH-12Cは約64×127×11.9mm/約138g)。ただしSH-12Cとは異なり、防水/防塵にも対応している点は大きなメリットだ。

 一方のソフトウェア面では「TapFlow UI」が採用されるなど、SH-12Cとの共通点が多い。発売は7~8月を予定。

AQUOS PHONE f SH-13Cは実際に操作できるホットモックは用意されなかった。ワイヤレス充電を抜きにしても十分強力なスペックを持つスマートフォンだ

ワイヤレス充電というギミックを除いても、SH-13Cは比較的コンパクトで防水/防塵に対応した魅力的なAndroid端末だ。背面にはWPCのロゴが入っている

「AQUOS PHONE f SH-13C」の主要スペック
メーカー シャープ
ディスプレー 3.7型NEWモバイルASV液晶
画面解像度 540×960ドット
サイズ 約60×119×10.9(最厚部:11.5)mm
重量 約130g
OS Android 2.3
最大通信速度 14Mbps(下り)/5.7Mbps(上り)
カメラ画素数 800万画素
バッテリ容量 1180mAh
テザリング
FeliCa
ワンセグ ×
赤外線
防水
spモード
連続待受時間 約430時間
連続通話時間 約280分
カラバリ Pink、Black、White
発売時期 7~8月

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