唐津最後の戦い、デイ2!
メロンインテ、怒濤の追い上げ!
10日、デイ2。快晴だが気温は低い。ギャラリーステージが開かれるこの日、サービスパークには朝からたくさんの観客が詰め掛けて、最後の戦いに挑むマシンのメンテナンスを見つめている。
メロン号は、今回のイベントの最後となるここサービスCで、切り札のフレッシュタイヤ4本を投入。いずれもドライ路面を想定したミドルコンパウンドのタイヤだ。さらにスペアタイヤを通常の2本から1本に減らして、可能な限りの軽量化をはかる。残るSSは4本、あとはクルーに全てを任せて、彼らの帰還を待つのみだ!
SS(距離) | ステージタイム(トップ差) | クラス総合タイム(トップ差) |
---|---|---|
SS7/三方 III (6.86km) | 5:48.6(TOP) | 42:48.1(+20.5) |
SS8/白木々場 III (8.99km) | 8:40.1(=) | 51:28.2(TOP) |
SS9/肥前 I (1.38km) | 0:59.8(+0.9) | 52:28.0(TOP) |
SS10/肥前 II (1.38km) | 0:59.3(+1.6) | 53:27.3(TOP) |
SS7「三方 III」。メロン号は渾身のアタックで、ついに5分50秒台の壁を破る5分48秒6のスーパータイムを記録。2位浮上を狙うセリカをさらに8.9秒引き離すことができた。そしてトップのS2000まで、あと20.5秒!
眞貝選手「このイベントには、07年に全日本に参戦して以来5年続けて出場してますが、勝負どころの三方ステージには良い思い出も悪い思い出もあります。その中でも、今回のSS7はその集大成ともいえる、自分も納得のアタックでしたね。特に今年から投入された新しいコンパウンドのタイヤが驚異的なグリップと持続力を発揮して、あー終わってほしくない、と思えるほど気もちいいステージでした」
そして、運命のSS8。
眞貝選手「SS7の好調を維持したまま、丁寧な走りでタイヤのマネジメントに気を使いながらそれなりに気持ちよく走っていると、中盤に明らかにミッションブローと思えるオイルの痕跡がありました。どうしてもラインを交差させなければならない状況で『オイルが……』とつぶやきながらペースをコントロールしていると、コース上で手を振るクルーが!」
そのとき、筆者はサービスパーク内にあるヘッドクオーター横の公式掲示板で、SSタイムが発表されるのを待っていた。ネットで配信されるSS速報は更新されるのがワンテンポ遅いため、いち早く状況をつかむには全てのタイムが集められるヘッドクオーターに出向くのが一番早いのだ。
(次ページへ続く)
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