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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第13回

AV機能が充実したタッチパネル内蔵液晶一体型デスクトップPC

IdeaCentre A700 (1)──後ろ姿も決まる、美形パソコン

2010年12月13日 11時55分更新

文● 二瓶 朗、写真●篠原孝志(パシャ)

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ノートパソコンをベースにしつつ、十分な性能を

 最後に基本スペックを紹介。A700ではコンパクトな本体を実現でするために、ノートパソコン用のCPUやメモリーを使用している。CPUはインテルのCore i5-460M(2.53GHz)。

エクスペリエンス インデックスの値

 メモリー容量は4GB(PC3-10600 DDR3 SDRAM×2枚)。HDD容量も1TBと余裕があるので、テレビ番組録画をこなしたいと考えているユーザーにとっても安心感があるだろう。OSはWindows 7 Home Premiumの64bit版となる。

IdeaCentre A700のここに注目

 大画面をコンパクトな占有面積で使えるのが液晶一体型パソコンの魅力。23型ワイドと大画面でかつ明るく高精細なIdeaCentre A700のディスプレーはその魅力を最大限に引き出してくれる。さらにHDMI端子を二系統装備することで、このディスプレーをゲーム機やBlu-ray Discプレーヤーのディスプレーとして活用するといった用途も可能になる。光デジタル出力を備えているため、高音質なAVアンプと組み合わせてサラウンド環境を構築するのも面白い。単体でも楽しく使えるA700だが、こうしたアップグレード性も大きな魅力だろう。

 スペック構成は一般的なAVノートに近く、3Dゲームなど極端なハイスペックを要求されるソフトの使用は厳しいが、録画したテレビ番組のカット編集や動画再生などには十分。タッチパネルを装備するほか、操作感を高める独自ソフト/筺体構造など、使いやすさに配慮。デザイン・機能・使い勝手のバランスが取れた優等生的製品に仕上がっている。

※レーダーチャートは、Windowsエクスペリエンスインデックスの結果および、競合機種の原稿執筆時点での平均スペックなどを基準に編集部で独自に作成したものです。製品の特徴をつかむためにご活用ください。

IdeaCentre A700 (40244UJ)の主な仕様
CPU インテル Core i5-460M(2.53GHz)
チップセット インテル HM55Express
メインメモリー(最大) 4GB (4GB)
メモリースロット(空き) 2(0)/PC3-10600 DDR3 SDRAM
HDD容量 1TB (2.5インチ、回転速度7200rpm)
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(スロットイン)
ビデオチップ CPU内蔵(インテルHDグラフィックス)
ビデオメモリー 最大1.7GB(メインメモリーと共有)
ディスプレー マルチタッチ対応 23型ワイドFull HD LED液晶パネル
解像度 1920×1080ドット
通信機能 Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)
インターフェース USB 2.0×6、e-SATA、HDMI端子(入力・出力)
光デジタルオーディオ出力ほか
テレビ機能 ○:地上デジタル/BSデジタル/100度CS
本体サイズ 幅568×奥行き71×高さ430mm
重量 約9.6kg
OS Windows 7 Home Premium 64bit 正規版
Officeソフト ○:Microsoft Office Home & Business 2010
保証期間 1年間
価格 オープンプライス

 次のコーナーでは、タッチパネルを活かしたオリジナルソフトを中心に紹介していく。

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