ユーザーの離席を検知するセンサーを内蔵
新しくなったタイプMGでは、本体前面に離席センサーを備える。これによってユーザーが席を離れるのを検知し、1秒後に液晶ディスプレーの電源を自動でOFFにする。
また、標準では離席してから5分経過すると、PCがスリープ状態に移行する仕組みになっている。なお、「離席センサ設定ツール」を利用することにより、液晶ディスプレーの電源を切るまでの時間は秒単位、スリープに移行するまでの時間は分単位で調節できる。
そして、席に戻れば自動で液晶ディスプレーの電源が入り、スリープ状態に移行していた場合は復帰する仕組みになっている。試してみたところ、液晶ディスプレーがOFFの状態で席に座った場合、おおよそ2秒ほどで電源が入った。これは、通りすがりの人に反応して省エネモードから復帰しないようにするための配慮で、実際に横を通り過ぎてみたが反応しなかった。
台座はスイーベル構造
タイプMGの本体サイズは、幅463×奥行き217×高さ434mmと、一般的な19型液晶ディスプレーとほぼ同じ大きさに収まっている。台座の大きさは、おおよそ幅230mm×奥行き210mm(筆者計測)で、この上にキーボードを収納することもできる。
また、台座は左右85°に回転(スイーベル)できる構造になっている。このおかげで、自分の方向に向けてPCを操作した後に相手に見せることができるので、会議室や受付用途はもちろん、不動産や保険のシミュレーションなど、顧客と対話しながら使いたいときにも役立ちそうだ。
この連載の記事
-
第39回
デジタル
堅牢性に自信あり! 「HP EliteBook 2560p」 -
第38回
ビジネス
タブレットでもCore i5搭載、「Eee Slate B121」の実力は? -
第37回
デジタル
高質感・高拡張性のプロ仕様、「HP ProBook 6560b」 -
第36回
ビジネス
パナソニックの「TOUGHBOOK CF-31」を試す -
第35回
デジタル
顔認証と省電力「HP 8200 Elite All-in-One」の実力検証 -
第34回
デジタル
薄さ10mm、HPの持ち運べる液晶「L2201x」を試す -
第33回
ビジネス
デルの「OptiPlex 990」を試す -
第32回
ビジネス
ピークシフト対応機の本当のところ -
第31回
デジタル
ついに第2世代Core i搭載した「ThinkCentre M91p」 -
第30回
ビジネス
富士通、次世代Atom搭載の全部入りスレートPC「STYLISTIC」 -
第29回
デジタル
マウスコンピューターの「MPro-iS210B」を試す - この連載の一覧へ