
気がつけばケータイ主要3社ともが提供するようになった3G回線対応のフォトフレーム。ケータイの通信網を使って、写真を受信する機能がある。PCやブロードバンド回線を持たない家族や親戚などにも気軽に使ってもらえるし、月額利用料が手頃なら、自分で使ってみたいと思う人もいるだろう。今回はその使い勝手を比較してみることにした。
洗練されたフォトフレーム4台をチェック!
今回用意したフォトフレームは下記の4台である。
NTTドコモ「フォトパネル02」
au「Photo U SP01」
ソフトバンク「PhotoVision HW002」
ソフトバンク「PhotoVision DPF-NS70」
まず共通の仕様を挙げておこう。電源はACアダプターの使用が前提となる。3Gのネットワークと接続できるが、一方で無線LANや有線LANは利用できない。主な操作はタッチセンサーかリモコンで行なう。
筆者はドコモから最初にリリースされたフォトフレーム「フォトパネル01」を使った経験があったのだが、ボタン操作のレスポンスが悪く、高齢者にはともかく、普段ケータイやスマートフォンを使っている人間にはとても使い勝手がいいとは言いがたかった。
しかし今回の4台は使い勝手に差はあるものの、レスポンスもよく操作中にイライラすることもない。随分と洗練された印象を持った。ただし、これだけ画面が大きいとできればタッチパネルで操作したくなってしまった。もっともそれでは指紋ベタベタの画面になってしまう新たな問題も発生するかもしれない。

この連載の記事
- 第62回 1台ごとに模様が違う! TOUCH WOODで木の温もりを味わう
- 第61回 ライトユーザーにも楽しい! WIN HIGH SPEED対応のau「T006」
- 第60回 auの最高峰「Cyber-shotケータイ S006」の使い心地を試す
- 第59回 プロジェクターケータイ「SH-06C」で色々映してみた!
- 第58回 ケータイでも使えるようになったドコモマーケット!
- 第57回 冬春モデルのシンプルケータイを徹底比較!
- 第56回 新しいタッチ操作を提案する「AQUOS SHOT SH-05C」を試す
- 第55回 サブディスプレーを有効活用した2台のケータイ
- 第54回 ドコモのタフネスケータイ「N-03C」をチェック!
- 第53回 ケータイの純正オプションにはどんなのがある?
- 第52回 あのデジカメブランドがケータイに! LUMIX Phoneを試す
- この連載の一覧へ