GIGAZINEはブラック企業?(2日)
2日、大手ニュースサイト「GIGAZINE」に掲載された人材募集のエントリー(リンク)が、社内の実態を赤裸々に語っているということで大きな話題を集めた。
募集エントリーは、編集長の山崎氏自身が「愚痴」と称したもの。社員からの賃上げ要求、プライベート時間の使い方による社員の実力格差、今回社員を解雇した経緯……といった内情を明かした上で、価値観の一致する社員を募集するという内容だった。最後は「私は私と同じような人を、ここで待っています」という形で同志を募った。
だが、これに対する多くの意見は「どう見てもブラック」「こんな書き方したら、今いる社員さんたちがますますやる気なくしそう」「日本の中小ベンチャーの経営管理者層の意識は大体あれと同じ」「だいたい『求人募集』なんて珍妙な日本語で求人打つ会社に就職したいジャーナリスト志望者がいるか」といった厳しい声で占められていた。
中には一部、「個人的にはここまではっきりと本音を晒してくれるのは良心的だと思うけど」「ベンチャーはこける可能性、ブラック化する可能性はあっても、ビッグになる一縷の望みがある。GIGAZINEにもそれがあるのだろうか。大化けする可能性みたいなものが経営指針にあるのだろうか」といった同情的な声もあがっていた。
結果、エントリーへの反響が大きかったこともあり、ユーザーたちの予想に反して多くの応募があったという。GIGAZINEでは翌日、人材募集・第2弾としてネットワークエンジニアやウェブプログラマー、ウェブデザイナーの人材募集エントリーも投稿している(リンク)。
ガリガリ君の「新しい食べ方」クチコミ呼んで品薄に(4日)
4日、30度を超える連日の猛暑だけでなく、「新しい食べ方」がツイッターでひそかな話題となり、バーアイス「ガリガリ君」が品薄状態となっている。
「確かにすでに10本は食べたな」「品薄だと聞いて余計に食べたくなる」「この夏、アイスノンとガリガリ君には本当に感謝している」といったラブコールがあがった。
ガリガリ君を販売する赤城乳業は、焼酎の中にガリガリ君を溶かして飲む「ガリガリッ酎」や、おろし金ですりおろして食べる「スリガリ君」といった食べ方もサイトで紹介。特にスリガリ君は「ふわふわしてかき氷よりうまい」とテレビで放映されたことをきっかけに爆発的に口コミが広がり、品薄状態に拍車をかけている。
スリガリ君を試したユーザーは「かき氷のふわふわバージョンになります。オススメ」「冷たいのかじるのが苦手な私には食べやすくてよかった」と絶賛の声を投稿。しばらくはガリガリ君が貴重な存在になりそうだ。

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