液晶ディスプレーの色味をチェック
まずはこの製品の目玉となるDreamColorディスプレーの色味をチェックした。くすみがちなノングレアパネルにもかかわらず、非常に鮮やかな発色だ。3DCGのワイヤーフレームなど、細かい線の見分けもつきやすく快適だった。
DreamColorディスプレーの発色は、付属ツールの「HP Mobile Display Assistant」で調整する。色温度と輝度、色空間を変更可能で、色空間はネイティブ、フル(DreamColorディスプレーの色彩表現を最大にする)、Adobe RGB、sRGB、Rec.601など計7種のプリセットが用意されている。プルダウンメニューから選択するだけで反映されるほか、オリジナルプリセットを作成することも可能だ。
また、このツールはそのほかのDreamColor対応製品と組み合わせることで、カラーキャリブレーションできるのがポイント。現在は同社製プリンターが対応しており、HP Designjet Z6100 シリーズ、同Z3100Photoシリーズ、同Z2100Photoシリーズ、HP Photosmart Pro B9180が対応機種となる。
ただ、HP Mobile Display Assistantで表示されるメニューや文言の一部に文字化けがあり、調整に困る場面もあった。
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