テクノロジー、科学技術の力で、ほんとうにメディアは変わっていくのかもしれない。テレビにラジオに雑誌に新聞……死につつあるといわれていたメディアはiPhone、iPadの発売をきっかけに、急速に力をとり戻しつつある。
そんな中、東京・国際展示場で、電子書籍の博覧会「デジタルパブリッシングフェア2010」が開催されている。期間は7月8日~10日の3日間。入場料は1200円だ。ただし公式サイトでアンケートに答えれば、招待券がダウンロードできる(公式サイト)。
会場に集まったのは、「Googleブック」で世を騒がせたグーグルや、アップル社製品で使われる日本語書体(フォント)であるヒラギノをつくる大日本スクリーン製造、また角川グループとNTTグループが協業してつくった新企業など、それまでの出版社とはいささか毛色が違う企業ばかり。
彼らがつくるのは、発明品としての新しい本。「インターネットの貸し本屋」、「ゴルフスイングが動画で見られる雑誌」、「漫画のコマを自動認識するシステム」など、パッと聞いただけでは頭にクエスチョンマークが浮かぶような新しい可能性がウヨウヨひしめいている。
気になった方はぜひこの週末にもお出かけしてみてはいかが。なお、近日掲載予定のレポート記事では、上にあげた技術を詳しく紹介する予定だ。
■デジタルパブリッシングフェア2010
日時 7月8日~10日 10:00~18:00
場所 東京ビッグサイト(国際展示場)
入場料 1200円(ただし公式サイトで無料になる「招待状」がダウンロード可能)