なぜヌードマン・ダンスなのか?(15日)
15日、鳩山由紀夫前首相が突然、「私に『裸踊り』をさせて下さったみなさん、有り難うございました」と発言した。
この発言にユーザーたちは騒然。「意味がわからない」「なんの比喩なんですか?」という疑念の声があがった。ツイッターのトラブルと重なって認証済みアカウントの表示が消えたことから「乗っ取られたのでは?」といった憶測まで飛び交った。
のちの発言から、この「裸踊り」とは、鳩山氏も参加したイベント「あたらしい『新しい公共』円卓会議 設立準備ミーティング」で紹介された「社会運動はどうやって起こすか」という動画(YouTubeへのリンク)に出てくる最初に踊る人のことと判明。
「素晴らしい。勇気がでます」「なんか実感できる」「どうして首相在任中に、自分のお言葉で語られなかったのですか? こんなに心に届く言葉を持っていらっしゃるのに」と、動画を見たユーザーからは賛同の声。
一方で、「やはりバカをリーダーにしたということでしょうか」「鳩山さん、本当に踊っていたのだろうか」というやわらかな批判の声もあがった。
また、「あの裸踊りの映像には続きがある。だんだん踊り疲れていく人々、飽きも出てくる。気にいらない踊り方に対して文句をいう人も。それでもなお来週もまたここで踊ろうという呼びかけが、実効性をもつためには工夫が必要」と、ただ裸踊りをするだけでなくフォローをすべきだったと指摘する声もあがった。
ツイッターで大規模障害、その裏でユーザーたちは(15日)
15日、ツイッターのトラブルが頻発した。極端につながりにくくなったり、プロフィールページが空白になったり、ツイート数表示が減少したり、同じ投稿が重複して表示されるなど、ユーザーたちはたびたびのトラブルに困惑していた。
ツイッターのステータスページ(リンク)によると、トラフィック(ツイッターの利用頻度)の増加に対応するためのメンテナンスが原因という。キャッシング(発言のログを残す)機能を強化しようとした際に、問題が発生したという。
「最近障害多いぞ」と苦情があがる一方、「それだけ日本のユーザーも急増しているんでしょう」「想像を絶するメンテナンスなんだと思う、頑張れツイッター」という声援もあがっていた。
一方、同じ投稿が重複するトラブルの間にあえて同じ投稿を連投して「ガラスでできた部屋の中で音が反響してるみたいで素敵」などと、トラブルを楽しむ人も。「プロフィール画面が真っ白なんだけど、いつから職歴が反映されるようになったの?」といったネタまでも投稿されていた。
また、増加するトラフィックにツイッター社が四苦八苦する中、ワールドカップ予選で日本がカメルーンからゴールを決めた瞬間、全世界のツイートが「1秒間に2940ツイート」という驚異の記録を達成した(ツイッター社の発表)という。
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