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COMPUTEX TAIPEI 2010レポート第19回

COMPUTEXではAtom+Windows 7タブレットが花盛り!?

2010年06月05日 13時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 iPadが巻き起こしたタブレットコンピューターブーム。それに対抗するべく、インテルやマイクロソフト、NVIDIAやGoogleは、スマートフォンやタブレットに適したOSやプロセッサーを次々とリリースしており、PC業界はちょっとしたタブレットラッシュとなりつつある。

 この種のブームには敏感なCOMPUTEX出展企業も、数多くのタブレット端末を出展していた。それでは各社の最新タブレットを見ていこう。


ASUSTeKはTegra搭載の合体タブレットを出展

 COMPUTEXレポートの第2回にもあるとおり、ASUSTeK Computerが出展したタブレット「Eee Pad」は、他社のそれよりもデザイン、機能面で抜きん出た製品となっている。

ASUSTeKの「Eee Pad」 ASUSTeKの「Eee Pad」。すっきりとしたデザインは、ゴテゴテと各種インターフェースが並びがちのWindows系タブレットとは一線を画す

 注目すべき点はすっきりとした無駄のないデザインと、キーボード部分との組み合わせが可能な点だ。小さなスタンドが付いたキーボードに、横向きのタブレット部分を載せると、しゃれたモバイルノートに早変わりする。

EP121とキーボード部分を組み合わせた状態 端子類は側面に並ぶ
12インチタイプの「EP121」とキーボード部分を組み合わせた状態。おしゃれな薄型モバイルノートに見える端子類は側面に並ぶが、デザインを損なわないようカバーされている

 12インチモデルの「EP121」はCore 2 DuoプロセッサーなどとWindows 7を搭載するオーソドックスなノートパソコンだが、10インチモデルの「EP101TC」は、NVIDIAの「T20」プロセッサーを搭載する。いわゆるTegra 2と呼ばれる世代のSoCである。ゆえにOSもWindows 7ではなく、組み込み用のWindows Embedded 7となっている。512MBのメモリーとIEEE 802.11b/g/n無線LAN機能を内蔵。ストレージは16/32/64GBのSSDを搭載するという。どちらも発売が楽しみな製品だが、発売時期は2011年第1四半期ということで、まだまだ先のようだ。

10インチタイプの「EP101TC」 10インチタイプの「EP101TC」。デザインとキーボード部分が分離する構造は12インチタイプと同じだが、CPUがTegra 2でOSはWindows Embedded 7、HDMI出力もキーボード側にあるといった違いがある

 いわゆるタブレット型コンピューターとは違うが、モノクロ液晶パネルを搭載する「Eee Tablet」も出展されている。電子書籍リーダー風の製品だが、読むだけでなく書くことも重視しており、付属のペンで手書きのデータを書き残せる。

電子書籍リーダー風の「Eee Tablet」 電子書籍リーダー風の「Eee Tablet」。読むだけでなく書くことも重視した、電子ノートという方向性の製品

 こちらは2010年第3四半期発売の予定とのこと。299~399ドル程度の価格を狙うというが、日本での商品展開はあるのだろうか。

 洗練されたデザインと特殊なギミックを搭載するASUSTeKに対して、競合のMSIはオーソドックスなスタイルのWindowsタブレット「Wind Pad 100」を参考出品していた。CPUはAtom N400番台で、OSにはWindows 7 Home Premiumを搭載する。

MSIの「Wind Pad 100」 MSIの「Wind Pad 100」。10インチ級のディスプレーを備える、Windowsタブレットのお手本のような製品

MS&インテルブースにはWindowsタブレットが多数

 マイクロソフトとインテルのブースには、WindowsやインテルCPUを搭載した各社のタブレットが一同に出展されていた。もっとも目に付くのは、CPUにAtom Z500番台かN400番台を搭載したもので、OSにはWindows 7のStarterやHome Premiumをそのまま使っている。

FICの「Tycoon」 Malataの「PC-A1001」
もっともオーソドックスな構成のタブレットのひとつ、FICの「Tycoon」。10.1インチ/1024×600ドットのディスプレーと、Atom N455をCPUに搭載する。OSがWindows 7 Home Premiumなのをのぞけば、ネットブックと変わらない同じく中国Malataの「PC-A1001」。ディスプレーサイズは同じで、CPUはAtom N450と、こちらも中身はネットブックそのまま。重さは1kgもある
中国Hanvon Technologyの「B10」 Vilivシリーズのタブレット「viliv X10」
中国Hanvon Technologyの「B10」。ディスプレーは10.1インチだが、CPUにCULVタイプのCeleron 743を載せている点が特徴。重さは990g韓国Yukyung TechnologiesのVilivシリーズのタブレット「viliv X10」。ディスプレーサイズは10インチだが、1366×768ドットと高解像度を特徴とする。CPUはAtom Z520またはZ530。OSはWindows 7 Home Premiumで、重さは740gと軽め

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