このページの本文へ

COMPUTEX TAIPEI 2010レポート 第18回

読出/書込とも520MB/secの2.5インチSSDなどPhotoFastが展示

2010年06月04日 23時00分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 SSDメーカーとしてすっかり日本国内でもお馴染のPhotoFastは、SATA3.0(6Gb/s)インターフェイスに対応するSSDを計7モデル展示中。読込500MB/s、オーバーのモンスタースペックをもつモデルも確認できた。

日本国内でもお馴染のPhotoFastは、SATA3.0(6Gb/s)インターフェイスに対応するSSDを計7モデル展示中。採用コントローラーとモデル名が判明したので一気に紹介する

「G-Monster2 SFV2」

全7モデル中、最速仕様となる「G-Monster2 SFV2」。最大読込と書き込みがともに520MB/secを誇る

 SATA3.0(6Gb/s)インターフェイスに対応するSSDとしては、いまだにCrucial「RealSSD C300」シリーズしか販売されていないというのが現状だが、その後の動きはまったくない。今回「COMPUTEX TAIPEI 2010」の会場でも、正直もう少し多くのSATA3.0対応SSDが見れるのではないかと期待していたのだが、結果はPhotoFast以外はまったくない状況だった。
 取材中、ある有名メーカーのブースで出会った担当者によると「うちも含めて、いずれもSATA3.0に見合ったスピードが出なくて困っているようだ」という話が聞かれた。この場合、見合ったスピードというのは読込500MB/sに近い数値。「はっきり言って、Crucial程度のスピードでよいならいつでも発売は可能だ。しかしそれではつまらないだろう?」というのが本音のようである。
 話をPhotoFastに戻すと、現場にいた担当者は「ES品であれば一部年内出荷となるが、実際の発売時期や価格は全く未定」とのつれない答え。とはいえ、採用コントローラーとモデル名が判明しただけでも大きな前進というこで、以下にラインナップを紹介する。

「GM SIGLEAD Spring」

SIGLEADというコントローラーが搭載された「GM SIGLEAD Spring」。最大読込500MB/sec、最大読込450MB/sec

「GM EWS900」

eastwho製コントローラーEWS900を搭載する「GM EWS900」。最大読込500MB/sec、最大読込250MB/sec

「GM Indilinx Thunderbolt」

「GM Indilinx Thunderbolt」という読込400MB/sec、読込300MB/sのモデル

「GM Indilinx Jetstream」

INDILINXを採用する「GM Indilinx Jetstream」は、読込500MB/sec、読込400MB/sec

「GM Marvell」

Marvell「GM Marvell」は唯一販売中のCrucialと同じ

「GM JMF66x」

JMicronモデル「GM JMF66x」。最大読込450MB/sec、最大読込350MB/sec

【関連サイト】

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中