このページの本文へ

ニコニコ大会議2009-2010 in 東京レポートその3

小室哲哉も来た!! 衝撃の結果だった生うたオーディション

2010年02月22日 16時00分更新

文● 全農連P、広田稔/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 続いて菜遊さん、やまだんさん、キャシャさんの歌声は下記動画でチェック!




菜遊さん「Lost my Music」

 続いて菜遊(なゆ)さんだ。先ほどのでにろうさんと同じく15歳だという。本番で歌ったのは平野綾の「Lost my Music」。若干緊張していたのか、声が少し震えているようにも聴こえたが、そのかわいらしい見た目に合うような、かわいらしい歌い方にひかれた。

 ユーザーのアンケートでは、「もう一度聞きたい」が31.2%と厳しめの結果となったが、15歳という年で3000人超の客の前で歌える時点で充分スゴいだろう。

菜遊さん。インタビューでは 「今まで長い間ありがとうございました。次回も出るかもしれないのでよろしくお願いいたします!」と答えてくれた


やまだんさん「ウィーアー!」

 続いて登場したのは、やまだんさんだ。

 ニコ動でもかなり有名な歌い手であり、今回の大会議ツアーでも「軟鉄兄弟」として大阪会場に出演していた(関連記事)。ニコ動関連のイベントに数多く参加しているせいか、非常に場慣れした感じが伝わってくる。

 勝負曲として選んだのは、きただにひろし「ウィーアー!」。テレビアニメ「ワンピース」の初代オープニングとして有名だが、いきなり「語りから入る」ところで、もう客席もコメントも大盛り上がり。それまで割と大人しかったプレス席まで異常に盛り上がり始めた。

 生中継の画面では、笑いを意味する「wwww」というコメントが飛び交う。そのパフォーマンスの激しさに比例するように「語りwwww」「場慣れしすぎだろwwww」「(やまだんさんの)ライブかよwww」といったコメントが増えていく。結果は79.8%が「もう一度聞きたい」と、それまでの記録を一気に更新するものとなった。

ニコ動で知名度が高いやまだんさんだが、今回は賞はナシ。ひろゆき氏からは「無冠の帝王でいてほしい」と評されたことについてインタビューすると、「いやいやいや、どんどん賞をいただきたいんですけど」と笑顔で返してくれた


キャシャさん「This Love」

 トリを務めたのはキャシャさんだ。ASCII.jpでも取材したオーディションの一次審査で高い歌唱力が話題となっていたが、今回それはさらに磨きがかかっていた。

 ファイナルの舞台に選んだ曲はアンジェラアキの「This Love」。生放送の画面には、歌い始めた直後から「本物過ぎるwwww」「野生のプロ」「鳥肌が止まらない」などと絶賛コメントの数々が流れる。最初から最後までその状態で、終わりの方では「ここまでアンチコメなしとか」「フライング拍手www」「やまだん ごめん」といった声も聞かれた。

 しかし、生放送のアンケートは「もう一度聞きたい」が69%と第3位に終わる。この結果に、生で彼女の歌声を聴いた会場は不満を感じたようだ。会場からの投票が加えられると、一気に順位が浮上して見事1位に選ばれた。

キャシャ

501115

キャシャさんは「ユーザー大賞をいただいて、信じられないくらい嬉しいです。自分でも楽しく歌うことができたので、今日は最高の日になりました」と語ってくれた

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン