昨年12月より、動画コミュニティーサービス「ニコニコ動画」(ニコ動)の関連イベントである「ニコニコ大会議2009-2010 ニコニコ動画(9)全国ツアー」が開催されている。
仙台/金沢/高知/福岡/大阪/名古屋/札幌/広島/東京という9ヵ所を回るスケジュールで、内容は新機能を発表したり、ニコ動内の有名ユーザーがパフォーマンスを披露するというもの。
「大会議」といっても堅苦しいものではなく、そこはニコ動なので、遊び心あふれる(あふれ過ぎる?)感じに仕上がっている。無料ということもあってユーザーからの反応もよく、毎回、イベントの応募は多数、会場も満員御礼といった状況だ。
ASCII.jp編集部では、仙台、高知、大阪、名古屋に次いで、今回は、1月30日に北海道・札幌で開かれた7会場目の「ニコニコ大会議 in 札幌」を取材し、現場で「北の大地」の団結力を目にした。早速、全貌をレポートしよう!
ニコ動を見ながら遊べる「ニコニコ遊園地」などが登場!
今回発表されたニコ動関連の新要素は、大きく分けて3点ある。
ニコニコ遊園地
ニコニコ動画を見ながら、同じウェブページの画面でミニゲームを遊べるという「ニコニコ遊園地」がスタートした。オープン時は「ニコ釣り」「ナンプレライブ」「ニコニコ麻雀」という3種類のゲームを用意。対戦したりランキングで順位を競ったりして、ニコ動のほかのユーザーと遊べる仕様だ。現在、プレミアム会員限定で、クローズドβでの運用を始めている。
「ニコニコ静画」がアップデート
静止画の投稿サービス「ニコニコ静画」がアップデート。ニコニコ生放送の放送中、静止画を引用して画像の右下に表示できるようになった。また、ケータイからのメール投稿にも対応するようになった。こちらもすでにサービスの提供を始めている。
ミュージカル「ニコミュ」のワークショップ開講
ニコニコ大会議の大阪会場では、アニメ/舞台プロデューサーの片岡義朗氏がドワンゴの執行役員に就任することが明らかにされた(関連記事)。その片岡氏が札幌会場に再び登場。ニコニコで生中継するミュージカル(「ニコミュ」)を作るに当たって、その舞台に出演したい人向けにワークショップを開くことを明らかにした。
日程は3月18〜22日で、場所は東京・水道橋駅近くにあるドワンゴクリエイティブスクール4Fのスタジオ。なお、片岡氏は「タッチ」や「蟲師」などのアニメ、および「テニスの王子様」のミュージカルなど有名タイトルをプロデュースする人物だ。
