録画・再生機能はライバル機を超える!?
「シャープ AQUOSブルーレイ」
最後にシャープのBDレコーダーも紹介しておこう。残念ながら、今回は評価機の準備が間に合わず、詳細なテストを行なうことはできなかったが、最新モデルの主な特徴とラインナップはここで紹介しておきたい。
AQUOS BDの主な仕様の違い | |||
---|---|---|---|
機種名 | BD-HDW50 | BD-HDW45 | BD-HDW43 |
実売価格 | 19万円前後 | 14万円前後 | 12万円前後 |
HDD容量 | 1TB | 500GB | 320GB |
音響用電解コンデンサ | ○ | ―― | |
音響用電源回路コンデンサ | ○ | ―― | |
アンチバイブレーションキャビネット | ○ | ―― |
最大の特徴は、最長8.5倍の長時間録画と「MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダー」をダブルで搭載したこと。つまり、ダブル録画時でも両方の番組を8.5倍録画できるということだ。他社モデルでは、ダブル録画時はどちらか一方はダイレクト録画となるので、その分だけより長時間の録画が可能だ。
このほか、録画した番組を対応した携帯電話に転送し、ワンセグ放送より高画質で視聴できる「高画質 番組持ち歩き」などの新機能を搭載。録画・再生機能に関しては、かなりの強化を果たしており、他社ライバル機を上回る実力を誇る。ただし、「アクトビラビデオ・フル」には対応しているものの、ネットワーク機能はシンプル。あくまでもテレビ録画を主体としたレコーダーとなっている。
ラインナップは、1TB HDDのHDW50、500GB HDDのHDW45、320GBのHDW43が最新モデル。HDD容量以外の基本機能はほぼ共通で、HDW50だけが、専用の高音質設計を施されている。
次回からはパナソニック、ソニー、三菱のスタンダードモデルを実際に使用し、機能や使い勝手、画質などを詳しく紹介していく。できることの違いや実際の使用感などを横並びでじっくりと比較検証するので、乞うご期待。
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