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年末年始に録りまくる! 最新BDレコーダー選び 第4回

約10万円で買えるBDレコ対決~録画画質・編集編

2009年10月27日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 10万円前後で購入できるスタンダードモデル対決の締めくくりは「画・音質&編集機能」。AV機器である以上、画質と音質の実力は重要だし、編集がどれだけ手軽に行なえるかも、「ディスク保存」が大きな役割であるレコーダーでは欠かせない。扱うモデルは前回同様、パナソニック「DMR-BW570」、ソニー「BDZ-RX30」、三菱電機「DVR-BZ130」の3モデルだ。

パナソニック「DMR-BW570」(実売価格10万5000円前後)

パナソニック「DMR-BW570」(実売価格10万5000円前後)

ソニー「BDZ-RX30」(実売価格10万8000円前後)

ソニー「BDZ-RX30」(実売価格10万8000円前後)

三菱電機「DVR-BZ130」(実売価格10万円前後)

三菱電機「DVR-BZ130」(実売価格10万円前後)

 録画に関しては「長時間モード」が1つの選択ポイントとなる。録画モードに関してはスタンダードモデルも、上位モデルも基本的な部分で大きな違いはない。ただ、今回扱っているスタンダードモデルのHDD容量は全機種とも320GBと少なめであり、2TBとか1TBの大容量HDDを搭載する上位機種よりも長時間モードの重要度は高い。


320GB HDDだからこそ重要な長時間モード

ソニーの録画モード

ソニーの録画モード。XR~LRまでがフルハイビジョン記録となる

 320GBのHDDは、地デジ放送をダイレクト録画(DRモード)で録るとおよそ40時間分ためられる。ドラマなら40本、映画なら20本と考えれば、十分な容量とも思えるが、「見たら消す」という使い方ならばともかく、ためっぱなしにしておくと、半年も経たずに容量がいっぱいになってしまうだろう。

 その点、MPEG-4 AVCで圧縮して保存する長時間録画なら、録画時間は160時間~230時間ほどまで拡大する。これを有効に活用しない手はない。問題は、低ビットレート記録による画質の劣化。視聴に耐える画質かどうかはもちろん、保存しても良いと思える画質かどうかも重要だ。

パナの録画モード

パナソニックの録画モード。HG~HMまでがMPEG-4 AVCによるフルハイビジョン記録モードだ

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