使いやすさでは一枚上手の「三菱 REALブルーレイ」
パナソニックやソニー、そしてシャープに比べると、やや影の薄い存在の三菱だが、ユニークな機能が数多く盛り込まれ、とにかくカンタンに使いたいという人にはぜひ注目してほしいモデルだ。
REALブルーレイの主な仕様の違い | ||||||
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機種名 | DVR-BZ330 | DVR-BZ230 | DVR-BZ130 | DVR-BV530 | DVR-BF2000 | |
実売価格 | 17万円前後 | 13万円前後 | 10万円前後 | 12万円前後 | 14万5000円前後 | |
HDD容量 | 1TB | 500GB | 320GB | 320GB | 500GB | |
高画質機能 | 超解像技術 | ―― | ||||
アクトビラ | ○ | ―― | ||||
SDメモリーカードスロット | ○ | ―― |
ラインナップは少なめで、1TB HDDの「BZ330」、500GB HDDの「BZ230」、320GB HDDの「BZ130」が最新モデル。これと従来からの継続モデルである、VHS一体型の「BV530」(HDD 320GB)、タテ型のユニークなデザインを採用した「DVR-BF2000」(HDD 500GB)の5モデルでラインナップを構成している。
BZ330だけが、「アクトビラビデオ・フル」のダウンロード対応や、映像をより高精細化する超解像技術「DIAMONND HD」を搭載して差別化が図られているが、その他の機能はほぼ共通。長時間録画は最長5.5倍でライバルに比べるとやや短いのが残念。2TB HDDのモデルもラインナップされていない。
価格は他社と大きくは変わらないが、HDD 320GBのダブルチューナーモデルのBZ130が約1万円ほど安価だ。ダブルチューナーで10万円未満のモデルは本機のみなので、ダブルチューナー狙いならばおすすめのモデルだ。
機能的な特徴としては、自動チャプター分割「オートカットi」や番組を短時間で視聴できる「見どころ再生」などの便利操作がユニーク。「オートカットi」はあらかじめ、番組/CM部分再生を選択しておけば、余計な操作不要で番組またはCM部分だけを自動的に再生できる。また、番組部分だけを特別な操作なしでBDなどにダビングできるのも便利だ。
そのほか、リモコンのボタンを大胆に省略し、録画予約と番組再生をよりカンタンに操作できるようにした新リモコンの採用なども特徴だ。
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