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年末年始に録りまくる! 最新BDレコーダー選び 第1回

イマドキのBDレコのトレンドを探る!

2009年10月21日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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幅広いユーザーの要望に応える「パナソニック DIGA」

最上位モデルの「DMR-BW970」

最上位モデルの「DMR-BW970」

 パナソニックのDIGAは、最上位モデルの「DMR-BW970」を初めとする6モデルをラインナップしている。フルハイビジョン8倍録画など主要な機能は共通で、基本的にはHDD容量が大きな違いとなっている。

DIGAの主な仕様の違い
機種名 DMR-BW970 DMR-BW870 DMR-BW770 DMR-BW570 DMR-BR570 DMR-BR670V
実売価格 26万5000円前後 16万7000円前後 12万8000円前後 10万5000円前後 9万円前後 11万円前後
HDD容量 2TB 1TB 500GB 320GB
チューナー Wチューナー シングルチューナー
映像処理エンジン 新リアルクロマプロセッサーplus 新リアルクロマプロセッサー
1080/24p、60p出力 ――
i.LINK端子 ――
YouTube
視聴
――
DLNA対応 ――
高音質 シアターモード ――

 今回のラインナップでは、BW970が画質・音質にも本格的にこだわったプレミアムモデルと位置づけられており、本機だけの高画質・高音質回路を備える。

BW970は金メッキ端子を装備する

BW970は金メッキ端子を装備する

 「BW870」と「BW770」は「YouTube」視聴やi.LINK端子、USB端子を使った他の機器との連携やダビング機能を備えた高機能モデルという位置づけ。「BW570」は録画・再生機能を主体としたスタンダードなダブルチューナーモデル。「BR570」がそのシングルチューナー版、「BR670V」はシングルチューナーで、VHSデッキを一体化したモデルだ。なお、「アクトビラビデオ・フル」のダウンロード機能は全モデルが対応している。

筆者の注目機種はDMR-BW570(上)とDMR-BR570(下)

筆者の注目機種はDMR-BW570(上)とDMR-BR570(下)

 価格帯を見ると、高機能モデルはおよそ13万円以上。スタンダードモデルは9~10万円くらいになっている。注目したいモデルは、DMR-BW570とDMR-BR570。ともにHDD容量は320GBで、違いはデジタルチューナー数だけ。約2万円の価格差でダブルチューナーかシングルチューナーかという選択になる。このあたりは各社のモデルでも悩むところだが、どうせならばダブルチューナーをおすすめする。年末年始の特番シーズンに限らず、録りたい番組が重なることはよくあることだ。しかも、地デジだけでなく、BSデジタルなども見る人ならば必須と言ってもいい。

 具体的な機能や録画・再生の使い勝手などは、次回以降詳しくレポートするが、その他の大きな特徴としては、ボディサイズがコンパクトなことが上げられる。幅こそ430mmと一般的なBDレコーダーのサイズだが、高さは59mm、奥行きは249mmと他社レコーダーよりも一回り小さい。薄型テレビに合わせた奥行きの短いラックなどでも手軽に収納できることが魅力だ。


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