幅広いユーザーの要望に応える「パナソニック DIGA」
パナソニックのDIGAは、最上位モデルの「DMR-BW970」を初めとする6モデルをラインナップしている。フルハイビジョン8倍録画など主要な機能は共通で、基本的にはHDD容量が大きな違いとなっている。
DIGAの主な仕様の違い | ||||||
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機種名 | DMR-BW970 | DMR-BW870 | DMR-BW770 | DMR-BW570 | DMR-BR570 | DMR-BR670V |
実売価格 | 26万5000円前後 | 16万7000円前後 | 12万8000円前後 | 10万5000円前後 | 9万円前後 | 11万円前後 |
HDD容量 | 2TB | 1TB | 500GB | 320GB | ||
チューナー | Wチューナー | シングルチューナー | ||||
映像処理エンジン | 新リアルクロマプロセッサーplus | 新リアルクロマプロセッサー | ||||
1080/24p、60p出力 | ○ | ―― | ||||
i.LINK端子 | ○ | ―― | ||||
YouTube 視聴 |
○ | ―― | ||||
DLNA対応 | ○ | ―― | ||||
高音質 | シアターモード | ―― |
今回のラインナップでは、BW970が画質・音質にも本格的にこだわったプレミアムモデルと位置づけられており、本機だけの高画質・高音質回路を備える。
「BW870」と「BW770」は「YouTube」視聴やi.LINK端子、USB端子を使った他の機器との連携やダビング機能を備えた高機能モデルという位置づけ。「BW570」は録画・再生機能を主体としたスタンダードなダブルチューナーモデル。「BR570」がそのシングルチューナー版、「BR670V」はシングルチューナーで、VHSデッキを一体化したモデルだ。なお、「アクトビラビデオ・フル」のダウンロード機能は全モデルが対応している。
価格帯を見ると、高機能モデルはおよそ13万円以上。スタンダードモデルは9~10万円くらいになっている。注目したいモデルは、DMR-BW570とDMR-BR570。ともにHDD容量は320GBで、違いはデジタルチューナー数だけ。約2万円の価格差でダブルチューナーかシングルチューナーかという選択になる。このあたりは各社のモデルでも悩むところだが、どうせならばダブルチューナーをおすすめする。年末年始の特番シーズンに限らず、録りたい番組が重なることはよくあることだ。しかも、地デジだけでなく、BSデジタルなども見る人ならば必須と言ってもいい。
具体的な機能や録画・再生の使い勝手などは、次回以降詳しくレポートするが、その他の大きな特徴としては、ボディサイズがコンパクトなことが上げられる。幅こそ430mmと一般的なBDレコーダーのサイズだが、高さは59mm、奥行きは249mmと他社レコーダーよりも一回り小さい。薄型テレビに合わせた奥行きの短いラックなどでも手軽に収納できることが魅力だ。
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