Bluetoothで画像データを送る
au「biblio」の場合は、製品の検知、接続はドコモとほぼ同じで、特に戸惑うことはないだろう。biblioのプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、DUN、BIP、OPP、SPPがある。「BIP」はプリンタに画像を送るプロファイルだ。対応プリンタが必要だが、Bluetoothなら10メートル程度離れていても接続できるというのがメリットとなる。
「DUN」のプロファイルがあるので、biblioもPCのモデムとして使えるが、こちらもドコモと同様、「ダブル定額」に入っていてもパケット料金の上限が1万3650円になってしまう。
また、biblioの場合はプリンター以外にも画像の送受信が可能だ。PCに1、2点画像を送るときはメールなどに添付するより、Bluetoothで送信したほうが楽だ。biblioではデータフォルダから画像を選びサブメニューを開けばBluetoothで送信する項目があるのでわかりやすい。
ソフトバンクのBluetoothは
腕時計ともつながる
ソフトバンクモバイル「933SH」の対応プロファイルはHSP、HFP、OPP、FTP、BIP、DUN、A2DP、AVRC。「FTP」もファイルの転送で用いる。ソフトバンクの場合、PC接続のパケット料金は常に天井が無いのでさらに注意が必要。
933SHは「MENU」→「設定」→「外部接続」→「Bluetooth」の順番で画面を開く。ドコモやauと仕組みはほぼ同じだが、Bluetoothの「On/Off設定」や「デバイス登録」など、よりわかりやすい言葉に置き換えられている印象を受ける。また他のケータイに電話帳やカレンダー、メールの受信/送信済みボックスなどを「一括データ送信」で送ることができるのも便利だ。
そしてソフトバンク用のBluetoothに対応した周辺機器と言えば、シチズン製腕時計「i:VIRT」シリーズとの連携に注目だ。
接続中は、着信やメールの受信が腕時計にも表示されるほか、メールのタイトルや文面、S!速報ニュースが見られるので、ケータイをカバンやポケットに入れっぱなしでもOK。さらにケータイカメラのリモートシャッターにもなる。
今まで使い道がないと思っていた人、音楽再生しかしていない、なんて人もケータイのBluetooth機能を一度試していただきたい。
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