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ガラパゴスケータイの機能徹底絞り出し 第2回

ケータイのカメラ機能は名刺リーダーとしても使える

2009年08月03日 18時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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読み取り結果は相当正確

 名刺の内容がシンプルであれば「完璧」に読み取れる可能性は高い。最近の名刺はURLやメールアドレスも載っているし、会社によっては部署名が極端に長かったり、さらには珍しいフォントで会社名を記していることもある。そのため名刺を「100%完璧」に読み取るのは実際は難しい。

 とはいえそこでガッカリする必要はない。実際に仕事で必要な情報は社名、名前、電話番号にメールアドレスくらいのものだろう。これだけなら完璧に読み取る可能性はかなり高い。漢字、ひらがな、英語が混じっていてももちろん大丈夫だ。

 名刺に書いてなくても「フリガナ」が自動的に表示される機能まである。文字の大きさ、フォントの違いがあってもまず大丈夫だ。

さらに反対を向いた状態でも名刺は認識できた。それほど難しい文字列が無かったとはいえ、テストの名刺の場合、間違いは実質ゼロで少々驚かされた

名刺のテキストデータを読み取って
そのままアドレス帳へ登録!

 読み取った名刺のデータを確認して、そのままアドレス帳へ登録できる。この際、名前や電話番号がそのまま該当の項目に入力されている。

 もっとも電話番号とFAX番号が入れ違いになっているとか、また空欄のはずの場所に会社名が入ってしまったり、といったことはそれなりにあるが、全部のデータがそうなることはまずない。

名刺リーダー機能で読み取った情報をアドレス帳に登録する。情報の種類を表すアイコンも間違いはない。唯一「ASCII」だけは、一部漢字と誤認識していた

間違っていたデータは修正すればいいだけ

 間違って入力された情報も、その場で修正できる。数文字程度なら簡単に直せるだろう。ただわりと修正箇所があるなら「もう一度撮り直す」のも手だ。2、3回撮っているとさらに正確に読み取れたりする。それなら修正をするよりも手間がかからずにすむ。

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