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ガラパゴスケータイの機能徹底絞り出し 第2回

ケータイのカメラ機能は名刺リーダーとしても使える

2009年08月03日 18時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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名刺以外のテキストデータを読み込む機能も

 名刺リーダーとは別に、文字を読み取る機能を持っているケータイもある。メモをするのが面倒なときにケータイで撮るだけでいい、というのがメリット。日本語の文章だけでなく「URL」や「英文」を読み取れることもある。雑誌に載っている長いURLやメールアドレスを手入力するのが面倒な場合などに便利である。

 SH-06Aではカメラメニューの「文字を読み取る」でURLやメールアドレス、英語を読み取れる。よくできているのは読み取ったあとの操作。URLならiモードへの接続、メールアドレスならメール送信画面、英語だと辞書検索を選ぶことができるのだ。「文字を読み取る→コピーする→別の機能を起動する→ペーストする」という操作を省略しており、利便性が高い。

文字列を取り込む

SH-06Aの場合、名刺だけではなく、通常のテキストデータも取り込める。左の写真は雑誌の記事を取り込んだ例。複数行あるうちのどの行を取り込めるかを選択している

取り込んだ文字列の機能を切り替える

取り込んだ文字列はどのような種類であるかを左右キーでカテゴリ変更する。URLにすればiモードブラウザが起動するし、メアドであればメーラーを起動できる

どうしても読み取れないときは……

 正確に読み取れないときに確認するべきは、まずは「ピントが合っているか」だろう。またピントが合っていても「離れ過ぎていないか」もチェック。そして意外と見落としがちなのが「周囲の明るさ」だ。暗いと読み取り精度は低くなる。

 また若干読み取りにくい名刺もある。SH-06Aでは「縦書き横書きの両方がある」名刺を少々不得意にしているようだった。そんなときは一番文字入力が面倒そうなところに絞って読み取るくらいがちょうどいい。全部の情報を読み取ろうとすると失敗する。またデザインが凝り過ぎている名刺は、何度やっても読み取れないのなら諦めたほうが早いかもしれない。

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