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独自の進化を続け、ガラパゴスケータイとも呼ばれる国産の高機能ケータイ。それでもどうせ買ったのなら、徹底的に使い込まないと損、というわけで高機能ケータイの隠れた“使える”機能を紹介する本連載。第2回はケータイのカメラを利用した名刺リーダー機能を紹介する。
ケータイの名刺リーダー機能は侮れない
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今回サンプルに用いたドコモ「SH-06A」 |
社会人になると、スーツを着る着ないに関係なく発生する名刺交換。こうして貰った名刺の整理が大変だ。特によく連絡を取り合う人なら名刺の情報をすばやくケータイに登録しておきたい。しかしそれを一から手で入力するのは面倒すぎる。
そこで役立つのがケータイのカメラ機能だ。ケータイのカメラ機能は最近では1000万画素などと派手な数字が並ぶばかりで、もうどうでもいいやと感じている人も少なくないだろう。しかし、最近のケータイには名刺リーダー機能が搭載されている機種が増えている。こちらに注目してほしいのだ。
名刺リーダー機能を特に売りとしているのがシャープ製ケータイ。しかし最近ではカシオやNEC、京セラなどのケータイでも名刺リーダーを搭載している。読み取りの方法や精度はそれぞれ違うが、一から名前や電話番号をケータイのアドレス帳に入力するよりも確実に簡単である。たとえデータを取り込めなくても、間違っている部分だけを修正すればいいのだ。
今回はサンプルに用いた端末はNTTドコモの「SH-06A」である。10メガピクセルのカメラ機能が特徴の「AQUOS SHOT」だが、今回はあえて「名刺リーダー」をたっぷり紹介しよう。なにより同機種の名刺リーダー機能は大変優秀で、初めて使った人ならきっと読み取り精度の高さに驚くはずだ。
普通に「撮るだけでOK」な名刺リーダー機能
名刺リーダーといっても特別な操作はほとんどない。カメラのメニューから名刺リーダーを選び、画面に名刺を写して撮る、これだけだ。
もちろんピントは合ってなければいけないし、正面から撮る、適切な距離をとる(SH-06Aの場合は約10cm程度)、といったことが必要だが、名刺をフレームに収めようとすると自然とそうなるので、難しいことは何も無い。
ちなみにシャープ製ケータイの名刺リーダーは縦・横どちらの向きで撮っても読み取れるので、特に迷う部分は何も無い。
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ケータイのカメラ機能を立ち上げ、メニューに「名刺リーダー」機能があるかどうかを確かめてほしい。もしあったら、早速名刺を平らなところにおいて、フレームに収まるように撮影する |
![]() | 名刺を白い枠で囲まれたエリアに収まるようにして撮影する。写真のように横書きの名刺を縦に撮影しても、問題なく情報は読み取れた |
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