画質比較
3機種中、2機種がsRGB以上の広色域パネルを採用している。ただASCII.jpのページは、すべてのPC環境で見られるようsRGBで作成されているため、写真で発色の差は感じられるが、残念ながら正確ではない。これはいかんともしがたい問題なので、気になるモデルは実際に店頭のデモ機などで発色を確認しよう。
工場出荷時設定
三菱電機「RDT262WH」
ナナオ「FlexScan SX2461W」
NECディスプレイソリューションズ「LCD2490WUXi2」
ライター ヤマダの「オレならコレを買うね!」
動画も写真編集も両方こだわるなら
三菱電機「RDT262WH」がオススメ
三菱電機「RDT262WH」の明るく鮮やかな発色は動画にもピッタリ。ユニフォミティ補正機能こそ備えないものの、3機種中もっとも大きな画面サイズの迫力もあって写真も動画もとマルチに使うならオススメ。ただ、写真編集には発色がやや鮮やかすぎるかも、と感じた。反面、写真編集にもっとも適しているのはナナオ「FlexScan SX2461W」。ただし、画面表面のギラつきや動画では発色がおとなしすぎると感じたため、総合性能では三菱電機「RDT262WH」に一歩譲るか。NECディスプレイソリューションズ「LCD2490WUXi2」はこだわりは凄まじいものの、この価格帯でsRGBまでの対応が残念。sRGBのみ必要、というユーザーにはいち押しなのだが。
画質比較に使用したソフト
Hi-Definition Reference Disk
プロフェッショナル向けテストディスク制作会社キュー・テックが製作したハイビジョン映像・音声用のチェックディスク。高性能最新鋭のハイビジョンカメラで撮影された、暗部階調、色再現、動画解像度などの確認用に適したさまざまな評価映像がブルーレイディスクに収録されている。
音声パートには、山下康介・作曲による7.1chオリジナル音楽を収録。Dolby Digital、dts、リニアPCMの3フォーマットの音質を確認できる。
「Hi-Definition Reference Disc」 QVDB-1003 発売元 株式会社キュー・テック
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