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ドトーの液晶モニターテスト2009 第4回

フルHD液晶 今買うならどれがいい?【10万円超えハイエンド編】

2009年08月14日 18時00分更新

文● 山田 広樹

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三菱電機
RDT262WH

サイズ/解像度 25.5インチ/1920×1200ドット スピーカー なし
パネル種類 IPSパネル
入力端子 DVI-I、DVI-D、D-Sub15ピン
設置面積 幅594.1×奥行き273.5×高さ401.3mm
実売価格 12万8000円前後

最大級の画面サイズに加え
キャリブレーションソフトも付属

 クラス最大となる、25.5インチIPSパネルを採用。24インチとはわずか1インチ強の差だが、体感できる動画の迫力は数字を上回る差を感じた。AdobeRGBカバー率97%とデジイチの写真編集にも対応できるのもいい。ユニフォミティ補正機能こそ非搭載だが、他機種ではオプションとなるキャリブレーションソフトが付属するのに注目。マニュアルでの簡易色調整のほか、キャリブレーションセンサーの「i1 Display」または「Spyder3」などを使って自動色調整が行なえる。中間色応答速度は5ミリ秒と速く、動画に弱いと言われているIPSパネルながら動画ボケはほとんど感じなかった。

オプション販売がほとんどとなる、キャリブレーションソフトが付属するのがうれしい。キャリブレーションセンサーがなくとも簡易補正が可能なのもポイント

OSDの操作ボタンはシンプル。左端にある乳白色の円形パーツは外光センサー。周囲の明るさに応じた自動輝度調整機能も備える

最大級の画面サイズを考慮しても、124Wと省電力性能はもうひとつ。ただ、工場出荷状態での輝度は他機種よりやや高かったため、調整すればもう少し消費電力は下げられる

スタンドを一番低くした状態でのパネルまでの地上高は約70ミリと、かなり画面を低くできる。スタンドは-5~+40度のチルト、左右各170度のスイーベル、約60mmの高さ調整が可能。写真編集対応をウリにするモデルにはめずらしく、画面のピボット機能は非搭載だ

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(次ページへ続く)

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