工夫は凝らされているがそれでも小さいキーボード
本体が小さいので、キーボードはさすがに厳しい面がある。幅178mm×奥行き66mmのスペースに、84キーを搭載しているのだ。メインで使うアルファベットのキーピッチは13mmを確保しているものの、その周辺のキーは10mm程度になっている。中でも「Tab」や「/」「\」などは幅が8mmしかない。本体のサイズを最大限に使い、入力性を高めていることは確かだ。
一方で「Space」キーは幅51mmもあり、「Enter」キーも2段分の高さを確保している。右下のカーソルキーがメインキーと同じサイズになっているのも、使い勝手をよく考えたためだろう。とはいえ、このサイズではタッチタイピングは困難。メールくらいなら簡単に入力できるが、長文を本気で書くのは疲れてしまうだろう。
タッチパッドは幅46×奥行き20mm。幅は10.1型のネットブックと同程度なので問題ないが、奥行きは厳しい。机の上で利用するならワイヤレスマウスを一緒に持ち歩きたい。
インターフェースはネットブック並み
SKのインターフェース類は、一般的なネットブック並みである。まずUSBポートを2つに有線LAN(100BASE-TX)、アナログRGB出力、ExpressCard/34スロット、3in1メディアスロット(SD/SDHCメモリーカード、メモリースティックなどに対応)などだ。ワンセグ視聴用に外部TVアンテナ端子も搭載している。
システム手帳にセットしてビジネスで活用する
SKをオプションの専用システム手帳にセットすれば、手書きメモとノートパソコンをシーンに応じて使い分けられる。専用システム手帳は本体背面のホールにセットでき、6穴の手帳とともに閉じて持ち運べる。さりげなく会議などで取り出して自慢したい。
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