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週刊 PC&周辺機器レビュー第13回

LED+フルHDでも驚きの低価格液晶「W2486L-PF」

2009年07月03日 17時00分更新

文● 池田圭一

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LEDエッジライトが実現した軽さ&スリム!

 「24型のワイド液晶ディスプレーの取り扱いが、こんなに簡単でよいのか!」。LG Electronics Japanが発売した「W2486L-PF」の梱包を解いた瞬間、そう感じた。

迫力の24型ワイド「W2486L-PF」 迫力の24型ワイド「W2486L-PF」。1920×1080ドットのフルHD解像度でデスクトップが広く使える
パネル部の厚さは20.1mmと驚くほど薄い
パネル部の厚さは20.1mmと驚くほど薄い。スタンドの奥行きも198.4mmと場所をとらないのが特徴だ

 ディスプレー本体を付属のスタンドに差し込んで、裏側のネジを回せば組み立て完了。この状態で4.7kgという軽さである。さらに注目すべきは、パネル部分の薄さだ。スタンドに固定する足が後部に突き出しているため、カタログスペック上では8.41cmと記載されているものの、パネル部分はほぼ全域にわたって約2cmの厚みしかない。横から見ると、その薄さに目を奪われるだろう。

 全体的にスリムでシンプルなデザインとなっており、パネルのベゼル部も狭く、黒一色のため目に邪魔になることはない。またスタンド固定足は、深みのあるルビーレッドカラーが高級感のあるアクセントとなっている。

 LEDエッジライトの採用で本体のスリム・軽量化、低消費電力化、低発熱化といいことずくめの2486L-PFだが、強度の問題からか、モニターアームに取り付けるためのVESAマウントには対応していない。

 このスリムさは、液晶パネルに欠かせないバックライトを、LED(発光ダイオード)のエッジライト方式にしたからだ。従来、パソコン用などの比較的大型の液晶パネルでは、冷陰極管サイドライト方式が使われることが多かった。LEDによるバックライトは、薄型軽量化を目指す一部のモバイルノートなどで採用が進んでいるが、大画面への均一照明は不得手とされていた。

 しかしW2486L-PFでは、84個の白色LEDをパネル下部に一列に配し、導光板や拡散シート、プリズムシート等で均一化して配光している。このクラスの液晶ディスプレーになると時折見かける明度ムラも、肉眼ではまったく確認できず、写真に撮ってわずかにわかる程度に抑えられている。

LEDエッジライトでパネル下部から上側に配光 LEDエッジライトでパネル下部から上側に配光。デジカメの狭いラチチュードでは明暗ムラが出てくるが、肉眼ではまったくわからない

 なお液晶パネルの視野角は左右170度、上下160度である。視点を上下に動かすと、確かに若干の明暗変化は感じるものの、左右方向ではかなりの角度でも色変化は少なく、十分に画面を視認できた。スタンド部分に-2度~15度のチルト機構があるため、ベストポジションに調整できるだろう。

輝度100、sRGB、黒レベルをHigh 輝度100、sRGB、黒レベルをLow
輝度100、sRGB、黒レベルをHigh(左)とLow(右)で表示。LEDエッジライトは、青色LEDに黄色蛍光体を付加した白色LEDで構成されている。そのため発色性が心配だったが、赤色も鮮やかに発色している

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