チップセットに「X58」を採用する初のCore i7対応キューブ型ベアボーンキット「SX58H7」がShuttleから発売となった。
同製品はチップセットに「X58」を採用し、Core i7に対応、PCI Express x16スロットを2本搭載しCrossFireX/SLIサポート、そして80 PLUS BRONZE準拠の500W電源を搭載するというウルトラハイエンドキューブ型ベアボーンキット。
Shuttleでは、同社製キューブではお馴染みのヒートパイプを使用したCPUクーラー“I.C.E”を、CPU接地面に使用されていた銅版をベーパーチャンバー式へ変更し、フィン面積の拡大にヒートパイプを4本へ増強した“I.C.Evo”にバージョンアップすることでアイドル時に従来品より5~7℃低減したとしている。
その他の主なスペックは、本体サイズが208(W)×325(D)×189(H)mm。South bridgeに「ICH10R」を採用する内部は、拡張スロットがPCI Expressx16×2、メモリがDDR3 DIMM×4(DDR3-1600(O.C.)/1333/1066MHz、16GBまで)という構成。8chサウンド(Realtek/ALC888)、デュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)、Serial ATA×4、IDE×1などをオンボードで搭載する。
価格はクレバリー1号店で5万9613円、BLESS秋葉原本店で5万9780円、アークとT-ZONE.PC DIY SHOPで5万9800円。安価と言い難いが、小型のハイエンドマシンを手に入れたいユーザーにとっては要注目の製品に違いないだろう。