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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第45回

世界最強の危険リンク集を作った「常識人」の姿とは?

2009年04月13日 12時30分更新

文● 古田雄介

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mixiの登場が本当に悔しかった

―― そういう新しい可能性をTwitterに求める人もいます。そうしたネット内の期待できるサービスは何かありますか?

HIDE mixiが登場したときは一瞬感じましたけど、すごい速さで、今みたいな感じになっちゃいましたね(笑)。 僕は3000~5000番のIDが付くくらいの時期に始めたんですが、上場直前に突然ページが消されましたしね。プロフィール欄に「世界最強の危険リンク集やってます。一度警察から電話がありました」というようなことを書いていたんですよ。そうしたら、「規則違反で駄目です」みたいな感じで、ザクっとやられちゃって(笑)

 ただ、コミュニケーションが発生するサイトは荒れて変な方向に行きがちですけど、やっぱり可能性は感じます。その後の世界のネット事情を見ても、SNSの次の新しいサービスは始まっていない印象ですし。

ネット上のニュースやブログ記事をピックアップして、会員同士で論評したり投票したりできるソーシャルニュースサービス「PixNEWS」。こちらはアングラ色を廃しており、幅広い層に受け入れられている。会員登録は非招待制だ


―― 風俗ソーシャルネットワーキングサイトなど、SNSを利用したサイトも運営していますよね。

HIDE はい。もともとSNSには前々から注目していたんですよ。mixiが登場する前から、韓国の「サイワールド」(リンク先は日本語版)というSNSが盛り上がっていることを知っていたんです。それなのに何もやらずにいて、mixiが空前の大ヒットしたと。あのときは、もう本当に悔しかったですね。

 今から同じことしても駄目ですし、単に会員のコミュニケーションに頼っていたら雰囲気がおかしくなるのも分かっています。期待できるサービスというのは、やっぱり、簡単には出てこないですね。


―― そうしたなかで「PixNEWS」を運営しているのは、SNSの可能性を探る試みですか?

HIDE そういう側面もありますね。やはり、管理人一人が情報発信するよりも、会員同士がコミュニケーションをとったほうが色々な情報が集まるんです。その核にニュース記事を持ってくることで、上手く機能すればと思っています。


―― では、最後にリンク収集の達人として、最近特に気になっているサイトを教えてください。

HIDE 今は不思議とないんですよ。フラットですね。ただし、全体的にはブログがあまり好きじゃありません。簡単に作れて情報発信できるのはいいんだけど、あまり面白みがないサイトが多いんですよ。話題のニュースをコピペして、最後に1行だけ感想を書くみたいな。そんな薄いコンテンツより、管理人の個性を打ち出した濃いサイトが欲しいんです。そういうサイトを見ると、やっぱり寂しくなるんですよね……



筆者紹介──古田雄介


古田雄介

 元建設現場監督&元葬儀業者&現古銭マニア&優良アングラサイトを見つけては悦に浸る現ネットユーザー&毎週仕事で秋葉原と都内量販店に足繁く通う毎日を送る現デジタルライター。「古田雄介のブログ」では、皆さんのお勧めサイトを募集中です。




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