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松下電器産業、センサー検知や外部アクセスをリングランプで知らせるホームネットワークカメラ『BL-C1』『BL-C20』を発売

2006年02月07日 20時08分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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松下電器産業(株)は7日、赤外線と動き(画像変化)の2つのセンサーで検知する家庭向けネットワークカメラの新製品、『BL-C1』(有線接続タイプ)と『BL-C20』(有線/無線接続タイプ)を発表した。いずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格と発売日は、BL-C1が1万8000円前後で今月17日、BL-C20は2万8000円前後で3月14日となる。デザインを一新して薄型コンパクトな本体になったほか、新たにセンサーでの検知、および外部からのアクセスをカメラレンズ周囲のリングランプが光って知らせる機能を搭載したのが特徴。

ホームネットワークカメラ『BL-C1』(有線接続タイプ) ホームネットワークカメラ『BL-C20』(有線/無線接続タイプ)
ホームネットワークカメラ『BL-C1』(有線接続タイプ)ホームネットワークカメラ『BL-C20』(有線/無線接続タイプ)

BL-C1とBL-C20は、家庭内の定点モニタリング向けにカメラ部分を固定したホームネットワークカメラ。人や動物などが持つ熱から発する赤外線、および視野角内の映像の変化(動き)を検知する“ダブルセンサー”を搭載し、センサーが反応時とその前後の画像を内蔵メモリーに記録、もしくは設定したメールアドレスに画像を添付して送信することができる。

新たに搭載したカメラレンズ周囲のリングランプは、センサーの検知および撮影指示などの外部からのアクセスで光らせることができるほか、BL-C20では無線接続での電波状態をパソコンなしで点滅によって確認できるという。

カメラ部は、1/4インチ有効約32万画素CMOSセンサーの撮像素子を搭載し、レンズは画角が上下53°、左右41°の固定焦点レンズ(撮影可能距離は30cm以上)を採用。レンズの明るさはF2.8で、最小4ルクスの薄暗い部屋でも撮影できる“カラーナイトビュー”モードを搭載する。また、デジタルズームで最大10倍の拡大表示が可能(パソコンからの制御時のみ)。

画像記録形式はJPEGで、解像度は最大640×480ドット。画像更新頻度は640×480ドットの場合毎秒7.5枚、320×240ドットもしくは160×120ドットでは毎秒15枚。これら連続制止画をMotionJPEG圧縮の動画として保存することも可能。本体内に記録できる静止画枚数は、320×240ドット(画質標準)で約250枚。

通信機能は10/100BASE-TX準拠Ethernet。BL-C20はIEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能も備える。電源は専用ACアダプターから供給(DCケーブル長は約3m)。本体サイズと重量は、BL-C1が幅約85×奥行き25×高さ85mm/約100g、BL-C20は幅約85×奥行き35.5×高さ85mm/約165g。

制御するパソコン側の対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。モニタリングにはパソコンのほか、“Tナビ”対応テレビチューナー(PX500/PX50/LX500/LX50シリーズ)および各社携帯電話も利用可能。

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