ShuttleからフロントパネルにVFD(蛍光表示管)パネルを装備したLGA775対応のキューブ型ベアボーン「SB83G5M」が登場した。従来の同社製キューブ型ベアボーンと異なり、HTPCを意識したモデルといえそうだ。
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ShuttleからフロントパネルにVFDパネルを装備したLGA775対応のキューブ型ベアボーン「SB83G5M」 |
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鏡面加工が施されたフロントパネル内部にはVFDパネルが取り付けられている |
最大の特徴となるのは、やはり鏡面加工が施されたフロントパネル内部に装備したVFDパネルだろう。CPUやファンなどのハードウェア情報にだけではなく、Windows XP Media Center Edition 2005と併用することで、再生音楽のトラックタイムなども表示することが可能だ。
搭載チップセットはVGA機能を統合する“i915G”+“ICH6R”で、拡張スロットはPCI/PCI Express x16が1本ずつ、DDR DIMM×2という構成。6chサウンドやギガビットイーサネット、IEEE1394、Serial ATAなどがオンボードで搭載されている。電源には同社製250Wモデル「Silent X 250W」を搭載している。価格は高速電脳で4万4800円、アークで4万5150円となっている。
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ベイ数は5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、シャドウ×1という構成だ | | VFDパネルに描かれている絵柄を見ると、空いているPCIスロットにはTVキャプチャカードを接続したい。OSにはWindows XP Media Center Edition 2005を選択したいところ |
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内部の構造は従来モデルと変化はない | | 背面側。6chサウンドやギガビットイーサネット、IEEE1394などを装備する |
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