Shuttleから、同社初となるPentium M/Celeron M対応のキューブ型ベアボーンPC「SD11G5」が発売となった。同製品は今年9月に1度サンプル展示されていたもので、予定より少々遅れての登場となった。
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キューブ型ベアボーンPCの老舗メーカーともいえる同社が満を持して送り出す「SD11G5」。静音性に配慮した作りが特徴だ |
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220W出力のファンレスACアダプタ。メーカーはDELTA。単体でもこのクラスのファンレスACアダプタは販売されていない。サイズはご覧の通りかなり大きい |
キューブ型ベアボーンPCの老舗メーカーともいえる同社が満を持して送り出す「SD11G5」は、静音性をウリとした製品となっている。電源に大型ながら220W出力のファンレスACアダプタを採用するのはもちろん、内部はCPUヘッドとヒートシンクをヒートパイプで接続することにより放熱する“ICEヒートパイプシステム”を採用。それらの熱は92mm角ファン(負荷時の騒音値は23.7dB)1基で排熱するという構造だ。PCI Express x16×1を搭載するため別途ビデオカードの増設も可能だが、チップセット“i915GM”統合のVGA機能を使用するのであれば、かなりの静音マシンが可能となりそうだ。
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VGA機能出力端子としてD-SubとDVIを搭載するためデュアルディスプレイ出力も可能だ | 内部はCPUヘッドとヒートシンクをヒートパイプで接続することにより放熱する“ICEヒートパイプシステム”を採用。92mm角ファン1基で排熱する |
主な仕様は、CPUがFSB 533/400MHzのPentium/Celeron Mに対応。チップセットには“915GM”+“ICH6M”を採用し、VGA機能出力端子としてD-SubとDVIを搭載するためデュアルディスプレイ出力も可能だ。メモリスロットはDDR2 533×2(最大2GB搭載可能)、拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、Mini PCI×1という構成で、PCIスロットは非搭載。そのほかオンボードで、ギガビットイーサネット(Broadcom/5789)、IEEE1394(VIA/VT6307)、Serial ATA(ICH6M)×2、クリエイティブ製の“Sound Blaster Live! 24bit”などをオンボードで装備。拡張ベイは5インチ×1、3.5インチ×2(シャドウベイ×1含む)。サイズは185(W)×310(D)×200(H)mmとなる。価格および販売ショップは以下の通りだ。
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拡張ベイは5インチ×1、3.5インチ×2(シャドウベイ×1含む) | サウンド機能にはクリエイティブ製の“Sound Blaster Live! 24bit”などをオンボードで装備 |
価格 | ショップ |
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Shuttle 「SD11G5」 |
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\51,448 | クレバリー1号店 |
\51,800(完売) | 高速電脳 |
\51,980 | ツクモパソコン本店II BLESS秋葉原本店 TWOTOP秋葉原本店 |
\52,480 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
\52,500 | アーク |
