ZALMAN製のHTPC向け高級ケース「HD160XT」の販売が本日から始まっている。注目はなんと言ってもフロントパネル部分に用意されているタッチパネル式の7インチ液晶で、15:9のワイドタイプを使用している。
ZALMAN製のHTPC向け高級ケース「HD160XT」。7インチのタッチパネル液晶を搭載しているのが特徴 |
この製品の特徴はこの7インチ液晶だけではない。フロントパネルの右部分にはキーボードの矢印キーに当たるボタンやエンターキー、バックスペースボタンなども用意しているため、タッチパッドの液晶と併用すれば、ほぼすべての操作が可能だろう。
そのほかフロントの下部にあるカバーを開くと、フロントアクセスユニットとしてUSBポート×2、IEEE 1394×1、アナログ音声入出力×各1が装備されているほか、コンパクトフラッシュ(TypeII)、メモリースティック(PRO/Duo)、SDメモリーカード、スマートメディアに対応したカードリーダ/ライターも搭載されており、HDPCとして必要なものはほぼすべて揃っていると言えよう。
拡張スロットは5インチ×1、3.5インチ×5(すべてシャドウ)という構成で、ファンはフロント側に80mm角×1、リア側に80mm角×2、サイドパネルに92mm角×1を装備。本体は総アルミ製となっており、サイズは435(W)×460(D)×160(H)mm、重さは6.9kgと横置きのケースとしてはかなり大きな部類に入るものとなっている。もちろんスタンダードサイズのATXマザーを装着可能となっており、もちろん増設カードはフルサイズのものをサポートする。カラーはシルバーとブラックをラインナップ。価格はツクモケース王国で7万9800円。
タッチパネル液晶の下部には操作スイッチが用意されている | ちなみにこの液晶パネルでは、置換やファンコントロール情報などを表示可能だ |
拡張スロットは5インチ×1、3.5インチ×5(すべてシャドウ)という構成で、ファンはフロント側に80mm角×1、リア側に80mm角×2、サイドパネルに92mm角×1を装備する |