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スーパーママチャリGP参戦記 第12回

やっぱFSWはママチャリで走るもんじゃねえです

2009年01月13日 21時00分更新

文● 樋山 淳

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女の子の前で良いカッコしたいなら相応の装備で!

写真のレースクイーンの女の子に「すご~~~い」とか、「さすがーー!」とか言われる為に走ったといっても過言ではない! が、そういう暇とか妄想もぶっ飛ぶぐらい疲れて、どうでも良かったというのが走った直後の感想

 さて、そんなこんななママチャリGPですが、今回はある程度劇寒状態になるだろうと、それに見合った服装をしました。

 とはいえ、さすがにいつもロードレーサーで走るような、レーパン(レーシングパンツ)にウィンドブレーカーだと、40も近いオッサンとしては少々恥ずかしくなるわけで(一般の道でレーパンを履いても全く持って恥ずかしくないばかりか、コンビニで女性店員にどう見られるかニヤニヤしちゃうぐらいの変態ですけど)、その辺はある程度TPO(?)をわきまえたのであります。

こんなに重装備にもかかわらず、極寒だった富士スピードウェイ。山の気温を舐めちゃいけません。でも上半身裸で走ってる人とかいて、もはや悟りを開いてるとしか言えません

 まずは、足の防寒ですが、スポーツ用のロングスパッツをまずは履き、その上にふくらはぎ用のサポーター、そして靴下にユニクロのドライ靴下、そしてズボンはMTB用の厚手のパンツを履きました。

 特にサポーターは冬の風物詩であるふくらはぎの痙攣(けいれん)などをある程度防ぐことができ、個人的にお奨めです(街中で使う場合は黒いタイプのサポーターもあるので、そういうのを利用するのが良いでしょう)。

 また、上半身にはまず肌着はウール100%素材の上にフリースのシャツ+フリースのセーター、そして登山用のダウンと、「これでもか!」といわんばかり(ってうか、まんま登山用であります)の防寒対策を取っています。

町中にいたら、まず犯罪者キターーーー!!とか、タイーーーーホ!!っていう服装ですが、こんな服装をした人がそこかしこにいたので、全く無問題でした。というか、そこいら中、季節はずれのハロウィン状態でした

 また、頭部には、写真を見て貰えばわかりますが、インナータイプのヘルメットキャップスポーツタイプのイヤーウォーマーを使用しています。

 さて、まとめですが、今年が第2回目ということで、まだまだ運営側の問題も多数存在することも確かです。

 ママチャリは無改造ということでしたが、私が見ている限りそのレギュレーションを守っていないチームも少数ながらいたのも事実です。

 とはいえ、こういった事は始めたばかりのレースでは当然のようにあるわけで、後は厳格に進めるところと緩めるところの強弱をいかに付けていくかということで、来年以降の運営が楽しみになってきました。

 まぁ、来年やるとしても私は取材でいいです……。来年は人の苦しむ様子を、ビール片手にのんびり見ていたいっていうのが正直な気持ちです(笑)

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