そんなTPower X58だが時間の都合により比較テストはできなかったものの、マザーボード単体でのテストは一部行なえたので、その結果のみ掲載しておこう。パフォーマンス比較については、また別の機会に行ないたい。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i7-920」(2.66GHz) |
マザーボード | BIOSTAR「TPower X58」 (Intel X58 Express) |
メモリー | PC3-8500 DDR3 SDRAM 1GB×3 |
ビデオカード | ASUSTeK「ENGTX280 OC/HTDP/1G」 (GeForce GTX 280/グラフィックスメモリ 1GB) |
HDD | HGST「HDP725050GLA360」(500GB SerialATA) |
電源ユニット | サイズ「GOURIKI-550」(550W) |
OS | Windows Vista Ultimate SP1 |
チップセットドライバ | Intel Chipset Software 9.1.0.1007 |
グラフィックドライバ | ForceWare 180.48 |
3DMark Vantage
3DMark VantageでのPerfomanceモードではGeForce GTX 280 OCを使用し10530をマークしている。Core i7 920を使っていることを考えると、これはかなり高スコアだ。今回は比較対象がないため、パフォーマンスの優劣については語れないが、Core i7のパフォーマンスについては最新パーツ性能チェック 第69回を参考にしてほしい。
3DMark Vantage | |
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Perfomanceモード | 10530 |
GPU | 8503 |
CPU | 36943 |
GPU TEST 1 | 25.32 |
GPU TEST 2 | 24.49 |
CPU TEST 1 | 2375.91 |
CPU TEST 2 | 117.67 |
オーバークロック好きには有力な選択肢
現在すでにリリースされている他製品と比べてもTPower X58は遜色ない仕上りだ。オーバークロック機能の充実はもちろんだが、マルチGPU環境を構成できるため、ハイエンドゲーマーな諸氏にもオススメできる。18日発売予定で予想店頭価格は2万9800円前後とX58マザーボードとしては平均的なところだが、オーバークロックが好きなユーザーには有力な選択肢になるのではないだろうか。