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会社引っ越し ブレードで仮想化大作戦第1回

~ ASCII.jpが試したから言える!ブレード&仮想化のホンネ ~

ブレード&仮想化 現状分析編「絵にかいたような絶体絶命だ」

2008年09月08日 09時00分更新

文● 志村 拓

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タイトル画像

アスキー・メディアワークスが引越す! しかし先のマシンルームは今の1/10しかない。そこで、“サーバーマシンという名の普通のPC”をブレードでまとめる計画が始動した! 初回となる今回は、現状分析から購入までをレポート。

 「新社屋のサーバールームは、旧アスキーのマシンルームの1/10程度しか無い」。この驚愕の事実は、新社屋のプランニング関係の打合せにも足しげく通い、陣取り合戦に参加したが変わることはなかった。そもそも、旧アスキーには、30年間かかって溜めに貯めた サーバーマシンという名の普通のPCが所せましと群雄割拠している。これらのPCを部品棚の上に置いて、サーバーファームならぬPC物置部屋を作っていたのだ。部屋の大きさは、初めて一人暮らしをする若者のワンルームくらいあるのだから、ある意味異常な状態。坪単価いくらすると思ってんだと、社長じゃなくても突っ込みたくなる状況だ。

旧アスキーサーバー群
これが旧アスキーの30年のサーバー群。歴代の技術部門担当者の名誉のために少し弁明しておくと、基幹系、インフラ系はきちんと19インチラックにHA構成のマシンで構築されている

 とは言え、これらのPCを、どーやったら新社屋のマシンルームに格納できるのかといった問題は、ガンジス川のようにドッシリと筆者の頭の中に、その身を横たえたままだ。なんせ新社屋のマシンルームは、46Uのラックが11本あるだけなのだ。まぁ、会社の規模で言えば大きなマシンルームであることは間違いないのだが……。

 雑誌やTVで見かけるブレードサーバーの広告、「ほーら、こんなにコンパクトにスッキリしたでしょ」的なアレだ。正直に告ると「こんなに物事簡単に行けば、誰も苦労しないよ」。前世紀からSEを生業としている筆者としては斜に構えていた。

 よもや、アレにすがるしかない状況に、これ程早く叩き込まれるとは……。ブレードサーバーあ~んど仮想化技術さま、どうか哀れで、不信仰なSEに救いの手を!! といったわけで、このプロジェクトが始まったわけだ。

平面図
少しでも容積を増やそうと46Uを選択。ちなみにラックは河村電器産業(http://www.kawamura.co.jp/rack/lineup/ds/index.html)のDATA SHELTERシリーズ(http://www.kawamura.co.jp/rack/lineup/ds/index.html)

記事公開当初、河村電器産業様の記述に誤りがありました。現在は正しい表記になっています。読者の皆様をはじめ、関係者各位に謹んでお詫び申し上げます。

次ページ「現状の解析と暗澹たる状況」に続く

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